いつもと逆のステアリングスポーク塗装剥がれリペアのご紹介
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千曲市のお客様より「ステアリングの表皮（塗膜）剥がれ次第にひどくなる！」
ステアリングの補修依頼を千曲市在住のお客様よりいただきました。「ステアリングの表皮が100円玉ぐらいの大きさで剥がれています。ほかにも細かな傷があり、これ以上広がらないか？」と、心配されて、お電話いただきました。
上の傷が目視ですぐに判るレベルの傷です。これ以外にも写真では判らないのですが、手で触って行くと表皮が下地である革から離れてい箇所があります。ここまで表皮と言う言葉を使っていますが、正確に言うと「革の表皮」ではなく「革に施された塗膜」のことです。
過去のリペア痕の残りも再施工
これらの傷とは別にこの車は過去にリペアをした箇所がありました。リペア痕がクッキリ判ります。この部分の塗膜はしっかりしていますが、ほかの部分が奇麗になると、こうした部分はより目立ってしまうため、ここは手を入れた方が良さそうです。
見た目以上に手が掛かりそうです。ここでしばし休憩と事務所から家に通じるドアをあけたら！
あらまっ！バイキンマンが！ジージ感激でジーン！
バイキンマンが迎えてくれるではありませんか！
きのうから遊びに来ていた今年で2歳になる孫がそっと置いてくれたようです。ジージ感激です！
バイキンマンで俄然やる気になったジージだったが！
下地処理を一気に終了させようと張り切ったものの、古いリペア箇所はなかなか手強いです。硬い物はそれなりの道具を使えば削れて行くものですが、柔らかい物の凸部の削りはなかなか難しいです。無理押しして、ザックリなんてこともあります。なんとか目立たないレベルに到達しました。ここからマスキング、調色、塗装とすすめました。
「まあ、これならお客さまも納得してくれるだろう！」レベルに仕上がりました。車を取りに来てくれたお客様は、開口一番「ワッ！すごい奇麗！」と納得してくれました。
この後補修屋は小さな声で「は・ひ・ふ・へ・ほ」と呟きました。
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