カーリペア 本革赤シートリペア TOYOTAクラッシック
長野市のお客様から「このシート直りますか?」のご相談
ゴールデンウイーク前に長野市のお客様がお見えになって、このシート直りますかとご相談いただきました。
シートに刻まれた皺、擦れ、劣化は見事な状態です。「小さな皺や擦れはほとんど判らないレベルまで回復できます。但し大きな皺は薄くはなっても消えるところまでは無理です。」とお答えしました。
補修後の耐久性はどの程度かのご質問もいただき、施工後の正確な追跡調査は実施していませんが、かなり持ちます。
4年前BMWシート補修と4年後の状態ご紹介
施工後の実例として4年前のBMWシートの施工のご紹介をしました。
4年前の施工の状態
4年経過して破損は殆どなし!
本年別件で補修に来られた同じ車両の4年経過したシートの例をご紹介しました。
補修資材は10年10万回の耐久性を考慮しての開発
施工で使用する補修材はトータルリペアが10年10万回の耐久性を考慮して開発したものです。そのまま10年を保証するものではありませんが、「資材の耐久性としてはそういうレベルです。」と説明させていただき、5月中に施工を行うことになりました。(モケットシートのように耐久性の短いものもありますが、そういうものは前もって説明しています)
下処理は削りと盛りの繰り返し
施工はいつもの通りクリーニングと脱脂からスタートです。クリーニング終了後、劣化部の削り修正からスタートです。
本革の製品断面は「塗装面、銀面、底面」の3層で構成されています。このうち銀面の範囲内でしたら削りに耐えられる強さを本革は持ち備えています。
盛りの下地処理
削りを入れた状態で、まだ凹んだ部分には写真のような充填剤で盛り修正です。
この充填剤は過去のリペア紹介で何度か取り上げた、加熱式充填剤とは違い、常温のまま使用します。完結してもたいへん柔軟性があります。
「削り」と「盛り」この下地処理を3回行いました。下地処理中に最悪破れてしまったとしても補修方法はありますが、さすがに「破れたら!」と思うとかなりドキドキものです。
下処理終了、マスキング、調色で塗装に入ります
施工完了を Before After で!
車を引き取りに来られたお客様は「あれだけあった皺が・・・!」とたいへん喜んでいただきました。
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あきらめていたその傷、汚れ、補修できます。お気軽におご相談ください。