フローリングの木目を縦横無尽に走る線傷補修 「リライト版」
「フローリングのプリント剥がれって、直るんですか？」
いつもお世話になっている住宅管理会社様より、上の写真添付で「フローリングのプリントシートの剥がれ補修できないか？」の問い合わせいただきました。
現場は長野市豊野町、我家からすると朝の通勤ラッシュに長野市街を越えなければならず、しかもこの日は数日前から大雪になりそうな予報が出ていました。しかし当日は長野市に入ってから薄っすら雪化粧でしたが、心配したほどの渋滞もなく無事依頼されてお宅に到着いたしました。
補修する傷はキッチンの流し側面のフローリングに長さ60センチほどの大きさで木目のプリントが施されたシートが剥がれ、部分的に捲くれ上がったシートが残っている状態です。残ったシートにはかなり厚めにコーキング剤が付着しています。お客様の話ではこの部分に仕切り板があったけど、必要ないということで撤去しした際に、シートが剥がれてしまったと話していました。
奥様は「この傷が直るんですね？」とチョット不思議そうに話され、「じゃあ、この傷も直るんですか？」今回の傷とは別のフローリングの端のシートが剥がれた部分を指さしました。「直りますよ」と応えると。「なんだ！直るんだ！」「直るんだったらお願いすれば良かった。」「今度またお願いします。」と返ってきました。お客様の話からすると、どこかで「フローリングを張り替えなければ直りません。」言われようです。
傷口の剝れかけたシート撤去、クリーニング、パテ整形
施工は傷口の清掃からですが、剥がれかかったシートとコーキングの残りは後々、パテや塗料の密着性を妨げるので完全に除去する必要があります。
パテ硬化後、平滑に整形し、エアーブラシで下色着色、木目書き込み、クリアーコーティング、艶調整で終了です。
完成前にお客様から「外出するので、終わったら鍵かけて戸締りお願いします。」と頼まれていたので、キッチリ戸締りして帰宅しました。
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あきらめていた、その傷補修いたします。お気軽にご相談ください。
