白の本革シート塗装剥がれ補修のご紹介
インプレッサ運転席シートの破れ補修依頼いただきました。
破損個所は運転席背もたれサポート部。車のシートとしては、座面サポート部と並んで最も依頼の多い箇所です。
破れ補修はクリーニング、脱脂後、シートに補強用のグラスウールを裏打ちします。次に柔軟性を失わない加熱式充填剤を少しづつ盛りながら(1ミリ以下でないと成形が完結しない)形状を整えます。この充填剤はたいへん強靭ですので、この時点で強度は保たれます。ここで下地処理終了です。
次に調色。今回比較的簡単な黒ですが、自動車用の内装カラーは基本暖色です。黒と言っても微量ですが、白、赤、黄色などが入るのが一般的です。この調色が最も神経を使う工程かもしれません。
塗装がすすみ色が合ってくると補修部の歪みがより鮮明に見えてきます。塗料の盛と削りで歪みを微調整しながら艶を合わせて行きます。最終的に塗装面の手触り感を整え完了です。
Webで革製品に怪しげなクリームをサット塗ったらたちまち傷が消え、色もピッタリ。なんとも不思議な動画が一時期頻繁に流れましたが、工房吉楽のシートリペア・革製品修理は一工程毎、きっちり心こめて施工させていただきます。
#自動車車シート破れ修理
#革・レザーシート補修
#革製品リペア
#長野県千曲市リペアの工房吉楽
#カーリペア工房吉楽
#住宅リペア工房吉楽
#フローリングリペア
#アルミサッシ・アルミ建材リペア
#トータルリペア工房吉楽