＜リフォーム：タイタック＆ラペルピン＞エメラルドリングを息子さん用に作り替えます

先月亡くなられたお母様。ご主人からもらったエメラルドリングだそうです。もう50年以上も前とのこと。そのエメラルドを遺していこうということで、息子さん（60歳）がご自分のタイピン＆ラペルピンにして受け継いでいきたい。

ということで、今回のリフォームを承りました。
お母様が大切に大切にされていたエメラルドを、息子さんが受け継いでいく。
とても素敵だと思います。
家族の想いを受け継いでいくことができるのが、宝石の魅力の1つです。

＜ビフォー＞

かなり昔のエメラルドリングです。

技術力のない職人さんは、エメラルドを外す際に、割ってしまう恐れがあります。
その辺りも注意していかないと大変なことになります。

指輪自体の素材は、昔のプラチナである「Pm」でした。
こちらのPm素材のリングは、地金として買取下取りさせて頂き、今回のリフォームの足しにして頂きました。

＜アフター＞

ラペルピンとして、このようにおしゃれができます。




エメラルドがクルクル回らないように、芯を立ててストッパーを作っています。
これがあるとブラブラしなくていいんです！
素材はプラチナで作っています。
プラチナで作ると変色しないので、ずっと美しくお使い頂けます。

息子さんもとても喜んでいただきました。

これでまた1つ、ジュエリーで笑顔のお手伝いができました。

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