ドックカフェのリニューアル工事
昨日、多久市の寒鶯亭(かんおうてい)で
「これからの茅葺民家を考える」と題して
シンポジュウムが開催されました。
日本茅葺き文化協会の代表理事
安藤邦廣様の基調講演やパネルディスカッションがありました。
茅葺屋根は、不燃材料ではない為、街中では施工することができません。
(建築基準法22条地域)
しかし、壁は境界線からの距離を保てば茅葺でもできるという事で
実際の施工した建物の紹介が有りました。
外壁も内壁も茅葺の現し仕上げです。
茅が断熱材の代わりになって
夏涼しく、冬暖かいそうです。
こちらは
以前行った国指定重要文化財 川内家
(佐賀県多久市西多久町)
昔ながらの茅葺屋根や土壁の民家には、
心落ち着く安らぎの空間が有り
それは、ほとんどが自然素材でできているからだと思います。
現在、茅葺職人が不足しているという話があり
家を作る大工も高齢化でだんだん少なくなってきています。
こういう、昔ながらの民家を作る職人の育成も
大事だと思います。