家づくりの流れ 13
家づくりのポイント17
前回に引き続き、家を建てる時の
依頼方法及び注意点等を説明したいと思います。
4、設計事務所に依頼して図面を作り、
自分で発注する方法
(オープンシステム)
設計事務所に図面を作ってもらい、
自分で業者に依頼する方法ですが
実際は、設計事務所がお客様に代わって工事を発注します。
工事の責任は、各業者とお客様にあります。
設計事務所は、設計料で約5%~10%
それに、工事の手配手数料が約10%前後くらいかかります。
2000万の家で200万~400万くらいになります。
(業務量等で計算がかわります。)
原価が見えて安心という事でこの方法が出てきたのですが、
通常工務店だったら現場を片づけたり、木材を運んだり、・・・・・
ちょっとした現場の作業も業者に頼まないと工事が進まない
通常、現場監督がするような遣り方出し、墨だし、レベル・・・
など全て業者任せになるので、通常お金がそんなにかからない所に
お金がかかって原価は見えても結構割高になってきます。
工事を進行させて、完成させることは、非常に難しいことです。
経験や多くの職人さんたちの力も必要です。
工事経験のない、設計士が工事手配や業者指示をすることは簡単ではありません。
また、この方法の問題は、保証するのが各業者になります。
設計事務所に払う金額も結構大きいので、
今まで、説明した4つの依頼方法を検討して決めた方がいいと思います。
間取り、仕様、依頼方法・・・全て最終的にはお客様が決定して行かなければなりません。
ですから、少しでも建築に対して知識を増やしていた方が間違いのない決定ができるのです。