『 らく・家事 』のガス VS 電気

阿部力

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テーマ:住宅建築・注文住宅・リフォーム

 こんにちは、produce・Dの阿部です。

 本日のコラムは『 らく・家事 』のガス VS 電気と言うタイトルで少し書いてみたいと思います。よく新築やリフォーム施工を承るときに『 ガスコンロ 』 が良いのか 『 電気を使うIHクッキングヒーター 』が良いのか迷われるお客様が多いです。国は省エネルギー住宅の建築推進に力を入れておりますので(ZEHビルダー制度等の各種支援施策の展開)、最近は昔と違い住宅の設計上においてオール電化を望まれるお客様や、熱還流率などの消費熱量を気にされるお客様など様々です。

 そう言った背景にありつつも、どのメーカさんも訴求点として力を入れているのが『 家事がもっと楽になること 』という点です。特に毎日欠かせないお台所と水回りの家電製品や設備はお客様の興味も要望も好みも大変分かれ、我々住宅建築会社も非常~に(笑)気を使わせて頂き的確なアドバイスを絶対に欠かせない箇所になります。では、今回はその中からお台所のガスレンジ(ヒーター)について新商品やちょっとした豆知識をご紹介して行きます。


 まず、みなさんお気づきになりますか?日頃お使いのガスレンジの調子について少し点火が調子悪いとか、立ち消えしてしまい不安な点があるとか。



 上記のように古くなったガスレンジにおいてこのような事象が起きる原因は何点かありますが、点火不良の主な原因は煮こぼれなどによる圧電素子(ピエゾ素子:ライター等の原理)からの火花が天板の鋼に飛ばなくなるためです。また、立ち消え防止センサ(熱電対:2つの金属接合部において温度差により電気が流れるゼーベック効果を利用し動作)もやはり汚れたして動作が悪くなりますが、そのメンテナンスや掃除も大変ですね。現在の商品はとても汚れにくい素材や清掃がしやすくメンテナンスもし易い上に高機能で高効率なものが主流となり、リフォームなどの際はご検討してはいかがでしょうか。



では、ここからは  (*^^*)b ガス VS 電気 で新商品のご紹介をして参ります。




◎Rinnai社製  DELICIA(ガスレンジですよ)



外観も大変美しくしかも点火プラグや立ち消え防止センサがメンテナンスしやすく驚くほど高機能です。また驚きはお魚グリルの油や汁が飛ばない『 コッコプレート 』の採用による掃除の手間が大幅に削減されたことと、美味しい料理を作ることに特化したそのテクノロジーにあります。






ニオイや煙を大幅にカットする優れた機能を保有しています。



こちらは深さを持たせた『 コッコダッヂオーブン 』による素材まるごと焼ける料理のサンプル画像です。






◎Panasonic社製  IHクッキングヒーター(電気ですよ)



こちらは圧巻の『 フライパンAUTO調理 』や『 コンロAUTO調理 』モードが各種装備されている他、点火等の音声ガイダンスや各種料理プログラムを保有しているクッキングヒーターになります。



実は、IHヒータいわゆる電気コンロの歴史はその技術開発と共に歩んだ歴史と言って良いでしょう。コイル電線を電気が流れ発熱する原理を使う以上その素材や巻き方や量産化に向けた自動ロボット化など20年に渡る英知の結集がここにあります。







銅線をより細くより強くしその銅線を包む表皮素材の開発と製造方法を開発しながら、さらにはその銅線を巻いていく工程をロボット化するのに2年も要したとか、お台所で毎日使う製品技術や歴史を知るのも良いですよ。

弊社 produce・Dでは近々『 ガス VS 電気 』イベントを開催する予定ですので、弊社WEBページをご覧頂ければと存じます。

produce・D ホームページ:http://www.produce-d.com/

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阿部力
専門家

阿部力(建築家)

株式会社produce・D(プロデュース・ディー)

 次世代省エネ住宅『 両親の家 』や『ストローグ』による高耐震ガレージハウス建築(一般住宅にも適用可能)で東北随一のノウハウを保有。高い空間デザイン能力とお客様のご要望に細かくお応えできます。

阿部力プロは河北新報社が厳正なる審査をした登録専門家です

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