マーケットイン/プロダクトアウトについて
皆さん、こんにちは!税理士の影山です。
仙台・宮城の中小企業の皆様の経営に少しでも役立つ情報を、わかりやすくご紹介して参りたいと思います。
今回は、新しく事業を始める場合や、新規事業を立ち上げる場合の考え方であり手法でもある「リーンスタートアップ」について、ご紹介します。
リーンスタートアップについて
リーンスタートアップとは、「無駄をなくす」という意味の「リーン(Lean)」と「スタートアップ(Startup)」を組み合わせた言葉です。
簡単に言うと、新たに事業を始める場合、できるだけお金と時間をかけずに、まずは小さく事業を始めるのが、リーンスタートアップです。
そして事業を始めた後に、顧客や市場のニーズを確かめながら、少しずつ改善を行ったり、場合によっては大胆に方向転換を行って、徐々に顧客や市場のニーズに合致するものを完成させていきます。
例えば飲食店を例にとると、最初から大箱のお店を構えるのではなく、まずはカウンターだけの小さなお店からスタートさせ、味やお店の雰囲気などについて積極的にアンケートをとり、顧客からの意見を反映させて、味もお店の雰囲気も徐々に進化させていきます。そして顧客に受け入れられたと確信を持てるようになったら、その時に勝負をかけてお店を大きくしていきます。
リーンスタートアップのメリット
リーンスタートアップの最大のメリットは、リスクを最小限に抑えられることです。
最初から、多額の費用をかけて完璧な商品やサービスを作り上げたつもりでも、顧客に全く受け入れてもらえない場合があります。そのような場合は、改善するにも多額の費用がかかってしまうため、なかなか軌道修正することができず、最終的に失敗するリスクが高くなります。しかし、まずは小さくスタートしていれば、市場の反応を見ながら小刻みに軌道修正を行うことが可能となり、徐々に顧客や市場のニーズに合致した商品やサービスに仕上げていくことができるため、結果として、リスクを抑えることができます。
もう一つのメリットは、市場への投入が迅速にできることです。まずは試作品レベルでもスタートできるので、短い期間で市場への投入が可能となります。
以上、「リーンスタートアップ」について、簡単にご紹介させていただきました。
もう少し詳しくお知りになりたい方は、当事務所のHPでご紹介しておりますので、下記のサイトでご確認ください。
リーンスタートアップについて



