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マーケットイン/プロダクトアウトについて

影山正雄

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テーマ:経営情報

こんにちは!税理士の影山です。
仙台・宮城の中小企業の皆様の経営に少しでも役立つ情報を、わかりやすくご紹介して参りたいと思います。

今回は、製品やサービスを新たに開発・販売する際の基本的な考え方であり、マーケティングの重要な視点でもある「マーケットイン」と「プロダクトアウト」についてご紹介します。

マーケットインについて

マーケットインは、市場や顧客のニーズを起点として、市場や顧客が必要とするものを提供していくアプローチです。
市場や顧客が必要としているものを提供するためには、まずは、顧客が何を欲しがっているのか、何に困っているのか、を把握しなければいけません。
望ましいのは、時間と費用をかけてしっかりと市場調査を行うことですが、中小企業の場合は、なかなか時間もお金もかける余裕はありません。
その場合は、自身が徹底的に顧客になりきって考えることが重要です。
また、想定顧客を設定して考えるのも良いかもしれません。
とにかく、徹底的に軸足を顧客側に置いて考えるのが「マーケットイン」のアプローチです。
「キーエンス」はマーケットイン型企業の成功例として有名です。

プロダクトアウトについて

一方で、プロダクトアウトは、自社の技術やアイデアを起点として、製品やサービスを開発する考え方で、マーケットインとは全く逆の発想になります。
プロダクトアウトが有効なケースは、自社の技術力や新製品の開発力が他社よりも優れている場合です。
自社の製品やサービスが、競合他社よりも圧倒的に優れている場合は、顧客のニーズを考えなくても、これまで市場にはなかった価値を提供することにより、潜在的なニーズを掘り起こすことが可能となります。
成功例としては、「アップル社のiphone」が有名です。

以上、「マーケットイン」と「プロダクトアウト」について、簡単にご紹介させていただきました。
もう少し詳しくお知りになりたい方は、当事務所のHPでご紹介しておりますので、下記のサイトでご確認ください。
マーケットインとプロダクトアウト

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影山正雄
専門家

影山正雄(税理士)

株式会社影山タックスパートナーズ

「顧客ファーストと適正価格」を徹底し、税務・会計を幅広くサポート。550件超の実績を誇る税務顧問では、スタートアップ支援に注力し、事業承継やM&Aでも経験を発揮します。専門チームによる相続税申告も。

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