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子ども達に沿岸被災地の津波被害と現状を見せたく思っておりましたが、なかなか休みが合わずに時間が経っておりました。しかし、この度のお盆休みに家族で南三陸町まで小旅行に行く事に。
一日目は仮設の南三陸さんさん商店街へ。お盆期間中と云う事もあり沢山のお客さんで盛況でした!食事するにも2時間待ちぐらいかかったと思います。被災地に少しでも役に立てればといつもより豪勢に食事をしようと思っておりましたが、あいにくウニたっぷりのきらきら丼はどこも売り切れでした。これはまたの機会に持ち越しです。
すぐ傍にあるホテル観洋に宿泊したのですが、とても立派な内装と海を一望できる眺めにもう満足の子ども達。客室に入っても圧巻の眺望とベランダに飛来するウミネコに大喜び!かっぱえびせんをあげると何羽も集まってきましたよ。楽しみにしていた夕飯の料理も三陸の海の幸が満載で食べきれないほどでした♪鮑のステーキとウニ料理また食べたいなぁ。もちろん露天風呂も最高♪本当に良い旅館ですね~~♪
次の日はニュースで何度も取り上げられた震災の悲しみの象徴である南三陸防災庁舎へ。辛うじてそこに町があったと思わせる住宅の基礎や土台に雑草が生い茂った場所が広がっており、その中心にそびえ立つ赤茶に錆びた鉄骨が剥き出しの建物。この三階建ての屋上をも飲み込んだ津波を想像する事は難しいですね。実際に起こった事だけど、あの高さまで海が押し寄せることが可能なのかと不思議にさえ思いました。用意した線香に火を付けると、いつもは騒がしい子ども達も何か感じるところがあるのか静かに祈りを捧げておりました。
被災地の復興は当然進んでいるかの如く考えてしまいがちですが、まったくと言っていいほど手つかずの様に感じました。やはりちょくちょくまめに被災地に遊びに行く事が必要ですね!美味しい海の幸が待っているのでまたすぐにでも遊びに行きたいです!