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このコラムには
ペグを緩める?緩めない?
の答えは書いておりません。
ごめんなさい
でも納得のいく説明が
書いているかもしれません
少しだけ読んでみてください
この論争に答えが出ないワケ
人間にはどうしても(認知)バイアス
というものが行動心理に働きかけます
これは良い悪いというものでなく
程度の差こそあれ
僕にも、このコラムを読んで下さる方にも
起こっている心(脳)の事象です
弾かない時、ギターやベースのチューニングは
緩めるべきか、そうでないのか
この事象1つとっても
色々な心理が働きます。
例えば
人は分からない事や知らない事に対して
リスクを過大に見積もる
というバイアスがあります
ネックがダメになったらどうしよう、、、、、
もし間違った保管のせいで修理に何万円もかかったら、、、、、
と大きな不安を抱いてしまうのがそれです
また
自分のギターは絶対に大丈夫
とか
今まで問題なかったから大丈夫
とか
もしダメになっても自分のせいだからほっといて
みたいなのも、現状を維持したいと思いこむ
認知バイアスの一種です
そしてみんな心のどっかでやっぱり
ちょっと不安なんです
不安なので調べるし
答えが欲しいのだと思います
人によって感じ方や
思い込みと現状の認識は
それぞれ違うので
みんな違う答え(結論)を持っています
答えは自分のギターにしかない
日頃多くの方に(本当に多くの方に)
弾かない時は緩めた方が良い?
と質問されます。
その時自分は
お客様のギターは
こうしてください(緩めるor緩めない)
とお答えしています。
ギターやベースは
同じ製品、同じ木材、同じ環境でも
それぞれ個体によって差があります
ギターやベース1つ1つに違いがあります。
チューニングをどうするか?の答えは
その個体毎にあります
じゃあどうしたらいいの?
一度メンテナンスで見せて頂ければ解決します
当店(一番町ギター)でなくても
楽器屋さんに持って行って診て貰えば良いです
楽器の状態を見れば多くの事が分かります
それによってどうしたら良いか?
のアドバイスが出来る様になります
一番町ギターでは
その「不安」を取り除けられればな
と思っています
楽器そのものがダメになっちゃってる
なんて事はそうそう起こりません
まして、チューニングをどうする?
なんて事が気に掛かるほど
ご自身のお持ち物に愛情があるのですから
間違いなくお客様のお持ち物は素敵です
悪いコンディションな訳ありません
そのちょっとした不安がなければ
もっと気持ちよく
音楽を楽しめますよね
そのお手伝いができれば幸いです
どうぞお気軽にお店にいらしてください
そして聞いてみてください
このギター(ベース)はチューニングを緩めた方が良いですか?
と。
以上