外壁にコケが生える原因と生えにくい壁について
ガルバリウム鋼板の塗り替えを検討中の方もいらっしゃると思います。
しかし、ガルバリウム鋼板の塗り替えは、誤った知識や曖昧な知識で行うと、思わぬ失敗につながる恐れがあります。
そこで今回は、ガルバリウム鋼板の塗り替えのポイントとデメリットについて解説していこうと思います。
□ガルバリウム鋼板の塗り替えのポイントについて解説します!
まず、防錆処理を徹底して行いましょう。
塗装メンテナンスが必要になったガルバリウム鋼板は、サビが発生している可能性があります。
そのため、下処理として錆を落とし、表面の傷や汚れを補修する必要があります。
もし、これらの作業を行わずに塗装してしまうと、劣化部分からさらに剥がれていってしまう恐れがあります。
これを防ぐためにも、塗装前に防錆処理は行うようにしましょう。
そして、下塗りも行いましょう。
ガルバリウム鋼板は塗料を弾きやすいという性質を持っています。
そのため、塗料がすぐに剥がれてしまうという可能性を防ぐためにも、フィラーやプライマーといった下地材を下塗りとして塗りましょう。
そうすることによって、塗料が外壁にしっかりと密着するようになるので欠かさずにやるようにしましょう。
□ガルバリウム鋼板のデメリットをご紹介します!
ガルバリウム鋼板の3つの欠点を順に紹介していきます。
1.傷がつきやすい
ガルバリウム鋼板は薄くて軽量なので、傷がつきやすいという点があります。
この場合、表面のメッキが剥がれている場合があり、錆の原因にもなってしまいます。
小さな穴の場合でも速やかな対処が必要になります。
当社でも、無料相談を承っておりますので、ご気軽にご相談ください。
2.潮風に弱い
ガルバリウム鋼板は潮風が多い時期には向いておらず、白錆が発生しやすくなってしまいます。
白錆は住宅に大きな影響がでるわけではありませんが、見栄えが良くありません。
そのため、ガルバリウム鋼板よりもステンレスをおすすめします。
3.断熱効果がない
ガルバリウム自体に断熱性はないことから、室内の温度が上がります。
さらに、熱伝導率が高いので、住宅材が太陽熱を直接吸収してしまいます。
そのため、ガルバリウム鋼板自体に断熱版が取り付けられているものを用いて、断熱効果を狙うと良いでしょう。
□まとめ
今回は、ガルバリウム鋼板の塗り替えのポイントとデメリットについて解説しました。
ガルバリウム鋼板にも欠点はあるので、ご自身の住環境に合わせて工夫を行うことで、より良い形できます。
ぜひ、今回述べたことを参考にしてみてください。