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コロニアルとスレートの違いは?コロニアルについての基本や補修のサインをチェック

松村省吾

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テーマ:お役立ちコラム




コロニアルの屋根を所有している方は必見です。
当記事ではコロニアルとスレート屋根の違い、コロニアルの屋根のメンテナンスをするタイミングをご紹介していきます。
屋根の再塗装を検討している方はぜひ参考にしてみてください。


□コロニアルとは?
コロニアルは、スレート瓦の一種でケイミュー株式会社が販売した屋根材です。
コロニアルについて理解するために、「スレート瓦」、「カラーベスト」について紹介します。

スレート瓦とは、セメントや粘土などを機材にした薄い板状瓦です。
その後セメントと石綿(アスベスト)を混合した石綿スレートが主流になります。

しかし石綿は禁止され、代わりに使用されるようになったのがスレート瓦の一種であるカラーベストです。
そしてカラーベストの中でも最もよく使用されているのがコロニアルと言うことになります。

コロニアルの特徴についても確認しておきましょう。
メリットは、安価かつカラーバリエーションが豊富なことです。
一方、割れやすく色あせがしやすい屋根材でもあります。
耐用年数は20~30年で、塗り替え年数の目安は10~15年です。


□コロニアル屋根の塗装するサイン
1.コケやカビの発生

コロニアルの主成分のセメントは、水分に弱いです。
そのため塗装を行って防水性を持たせていますが、経年劣化により塗装は剥がれます。
結果として、雨水や湿気によりコケが発生します。
コケやカビは屋根の耐久性を損なうため、補修が必要です。

2.反り・ひび割れ

コロニアルの防水性が極端に低下すると、瓦のそりや割れが発生します。
なぜなら、湿気と乾燥を繰り返してしまうためです。
反りを放置していると、内部に雨水が浸入してしまいます。

3.瓦の滑落

ひび割れを放置していると、瓦が滑落してしまいます。
瓦の大きさや場所によっては、雨水が浸入してしまいますし、見た目もよくありません。
早急に対処しましょう。

4.棟板金の浮き・釘抜け

コロニアルや金属屋根では、屋根の頂点に棟板金があります。
釘抜けが発生してしまうと、棟押さえが外れ、下地材がむき出しになってしまうことに繋がります。
釘が抜けている場合や棟板金が浮いていたりする場合、早急にメンテナンスしましょう。


□まとめ
コロニアルとは、スレート瓦の一種です。
特徴として、安価でカラーバリエーションが豊富です。

コロニアルの屋根塗装を検討するサインは、以下の通りです。

・コケやカビの派生
・コロニアルのそり、ひび割れ
・瓦の滑落
・棟板金の浮き、釘抜け

ぜひ参考にしてみてください。

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松村省吾
専門家

松村省吾(外装リフォーム)

ガイソー津/鈴鹿店・四日市店

元職人としての経験に裏打ちされた診断と施工計画の提案、「施工内容以上の喜びをお客さまに与えてこそプロ」という信念で、家屋のポテンシャルを最大限に引き出す施工を目指し、外装リフォームを成功へと導く。

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