外壁の隙間を放置することの危険性と埋める方法について解説します!
「雨が降ると外壁塗装が出来ない」と耳にしたことがあるけれど、雪の場合はどうなんだろう。
寒い時期の塗装工事を予定していて、こんな不安をお持ちではありませんか。
今回は冬の寒い時期に外壁塗装工事を行うメリット・デメリットをご紹介します。
□外壁塗装の時期を冬に行うメリット・デメリット
*冬の外壁塗装⇒メリット
実は冬は外壁塗装の閑散期。
お客様が少ない時期のため、依頼がしやすいというメリットがあります。
気温の低い時期に屋外工事に立ち会うのは体力的にも厳しいですし、地域によっては雪の心配もあるため外壁塗装の依頼は少なくなるのです。
人気の優良業者さんも閑散期なら依頼するチャンス。
バタバタする年末を避け、事前に余裕をもって依頼しましょう。
*冬の外壁塗装⇒デメリット
冬の塗装工事でネックとなるのが、塗料の乾燥時間。
外壁塗装では、塗料に混ぜた水やシンナーが蒸発することで塗料が固まります。
真夏と比べ気温が低い冬場では水分がゆっくり蒸発するため、塗料の乾燥に長い時間が掛かってしまうのです。
□冬の外壁塗装ここに気を付けてください!
ここからは冬の外壁塗装において気を付けるべきポイントをご紹介します。
*工期には十分な余裕を
冬場は日照時間が短いため、必然的に1日の作業時間も短くなり作業の進みが遅くなります。
さらに前述のように夏場と比べて塗料の乾燥に時間が掛かるため、全体としての工期が長くなりがちなのです。
前後の予定に余裕がなく、無理な工期で塗装を行おうとすれば早期の塗装劣化にもつながりますので必ず余裕をもった工期を設定しましょう。
*天気・気温に注意を
特に1月2月などの冷え込みが強くなる時期では、天気や気温により一層の注意が必要です。
水分によって塗膜の密着が妨害されてしまうのは雨天時でも降雪時でも同じですので、雪が降っても作業は中断されます。
さらに、雨と違い雪は翌日に残ることもあるので、雪下ろしのみで1日の作業が終わってしまうということも考えられるでしょう。
*夜露に十分な注意を
外壁塗装は近隣の方への配慮から8時-17時頃に行われることが多いですが、冬場は夜露の影響で午前中は作業ができなくなる場合があります。
夜露とは夕方から急激に冷え込む冬場によく見られる現象で、夜の間におりる露のことを指します。
冬場は夜露が乾燥するまで塗装を開始できないため、作業が遅れても大丈夫なように工期には余裕を持ちましょう。
□まとめ
冬場の塗装工事では工事の依頼がしやすいというメリットがある一方で、気候の特性から夏場と比べ工期が長くなるといったデメリットもあります。
不測の事態に備え、工期には余裕をもって依頼しましょう。