アフターメンテナンスの必要性
「訪問業者がハシゴで屋根の所まで上がって見渡して、すぐに瓦を固定しないと危ないよと言われたけど…本当かなぁ」
「知り合いが雨漏りの修理を頼んだけれど、また漏れてきたって困っている、なんで?」
「悪徳リフォーム業者の見分けがつかなくて、なかなか問い合わせができない」
このような声をよく聞きます。確かに悩ましいところです。そんなときは「是非当店にお問い合わせして頂ければ」と思うのですが、「私達も同じ業界なのでなかなか信じてもらえない部分もあるのかな」と思っています。
工事業者への6つの対応方法
工事業者から「屋根の修理が必要」と言われたときには何をすればよいでしょうか。ここでは6つの対応方法を紹介します。
どのような修理になるかを聞く
屋根の修理にはいくつかの方法があり、状況に応じた工事の提案があるのが普通です。しかし、悪質な飛び込み営業をする業者は本来必要な建築関係の知識や経験が乏しいことが多いです。
そこで、次のことを聞いてみるのも効果があります。
- どのような工事方法なのか、工事の名称
- 他の工事方法を使わない理由
- 提案した工事は補修なのか、屋根材の交換になるのか
- 保証期間はどれくらいか
これらのことに答えられないときは、お断りして良いでしょう。
屋根に上げない
「屋根が壊れているので工事しないといけない」と言われても絶対に屋根に上げてはいけません。
その業者は屋根に上がらないで「工事が必要」と判断したのですから、地面から見て「どこに修理や補修が必要なのか」などの説明をしてもらいます。
悪徳業者だと、屋根に上がった時に問題のない所を故意に壊したり瓦をずらしたりして「修理が必要」と騙すこともあります。
また、「近所で工事をしていて、お宅の屋根に異常が見つかった」と、写真を見せられる事があります。このときも写真に写っている屋根が自宅のものかどうかの判断ができなければ、断りましょう。
見積りを取る
真っ当な業者であれば、工事方法、工期、そして費用の詳細な見積りの提示があります。
悪徳業者はすぐに契約をしようとするため、見積りの提示を嫌がります。また、見積りを出しても「どんぶり勘定」で詳細な内容が不明だったりします。
他に注意する点は、見積書に「キャンセルできない」、「キャンセル料として○○円かかる」といった、「キャンセルさせない文言」があることです。
家族や知人、親戚などに相談する
見積りを取ったら、直ぐに契約しないで近しい人に相談するとよいです。悪徳業者は考える時間を与えずにすぐに契約させようとします。営業から「今契約すれば安くなる」、「他社よりも安い」といった言葉が出てきたら要注意です。
自分だけで判断しないことが大切です。
別の業者に点検してもらい、見積りをもらう
屋根の修理が必要と言われたときは、別の業者に点検してもらって、修理が必要なら相見積もりをとるのもオススメです。
別の業者に点検してもらう利点は、「工事の内容が妥当かどうかの判断ができる」です。工事方法が異なる見積りとなったときは、それぞれの工事方法の特徴や提示された工事方法が適している理由などを聞いてみましょう。
また、ごく稀に「修理の必要はない」といったことも起こりえます。
保険会社に聞く
業者によっては自然災害があった後などに「保険が使えるから屋根を修理しましょう」と言ってくることがあります。
ここで注意することは、「業者は、保険が使えるかどうかの判断のしようがない」ということです。また、「保険の申請の代行」と称して一定額の手数料を取ろうとすることもあります。
保険が使えるかどうかは保険会社に直接聞けば答えてくれますし、保険の申請方法も教えてくれます。
「屋根の修理が必要」と言われたら
「屋根が壊れている」と指摘されたら誰でも不安になります。しかし、屋根の修理が必要になったとしても、「一刻も早く」といった状況になることは、まず、ありません。少しだけ時間をかけて、「ほんとに修理が必要か」、「その修理方法で良いのか」を調べることが肝要です。
屋根の点検や修理が必要なら、信頼できる業者に頼みたいですよね。少しでも不安に感じたら、屋根の修理専門店の情熱リノベーションにご相談下さい。