「雨漏りを直すには塗装すればいい」と業者に言われる
どれだけご近所さんが良識的な人であってもトラブルに陥りやすいのがリフォームです。例えば、お隣さんが事前の挨拶もなしにいきなり屋根葺き替えなどのリフォーム工事を始めたらどう思いますか?驚くと同時にいい気はしないはずですし、多くの方が「一言くらい挨拶があってもいいのに」と思うのではないでしょうか。せっかくの休日が騒音で台無しになってしまったり、人通りが多い場所では、事故に繋がる可能性もあります。軽微な工事内容であっても、ご近隣の方々に何かと負担を強いてしまうのがリフォームなのです。
リフォームを行う前に、近隣トラブルを想定しトラブルとなる要素を確認しましょう。実際に工事の際には下記のような問題が発生します。
足場組立の騒音
足場の資材搬入にはトラックを使うため、数時間かかります。その間トラックを駐車してしまうとお隣の駐車場の邪魔になる事や、交通の妨げになり車や自転車、歩行者が通れないなどのトラブルに繋がります。足場資材は金属製のため、搬入時はもちろん作業時には固定する音、解体時は外す音がするためかなりの騒音になります。くさび式の足場の場合ハンマーなどで打ち込んでいくので、カンカンと大きな金属音が出てしまいます。
高圧洗浄機の騒音
カラーベスト屋根やベランダを施工する前には高圧洗浄機で洗い流します。このときに使用される高圧洗浄機にはガソリンエンジンが使われていますので足場の設置時ほどではないものの、かなりの騒音が発生します。
施工スタッフや職人の声
現場で施工している職人さんは声が大きく、元気な方が多いです。室内とは違い、外だと声が伝わりづらく、またインパクトドライバーなどの工具も使用するため、どうしても大きな声になりがちです。また屋根解体時など、工事内容によってはひとつの現場に複数人入る事もあるので、話し声なども気になるかもしれません。
埃・ごみ・水飛沫の飛散
工事中はどうしても屋根の解体時にホコリ、高圧洗浄時の水飛沫が飛散してしまう可能性があります。それらを防ぐために足場にメッシュシートなどを養生しますが、出来る限りの予防としてであり、ホコリや水飛沫を完全に取り除くことはできません。
工事中はどうしても屋根の解体時にホコリ、高圧洗浄時の水飛沫が飛散してしまう可能性があります。
それらを防ぐために足場にメッシュシートなどを養生しますが、出来る限りの予防としてであり、ホコリや水飛沫を完全に取り除くことはできません。
騒音、ホコリや水飛沫の飛散、どれも自分の近隣で起こったら嫌な気持ちになりますよね。
休日にお家でゆっくりくつろいでいるときに、いきなり隣で大きな音がしはじめて、何事かと確認すると足場を組み立てているのを想像してみてください。
驚くだけでなく、色々な心配ごとが出てきます。洗濯物などが外に干してあれば「ホコリで洗濯物が汚れないかな」など、駐車場に止めてある車への影響など心配な事はたくさんあると思います。
お子様がいるご家庭では「通園や通学のときに工事関係車両が通ったりして危険じゃないかな」という不安も出てきます。
前述のように、急に工事を始められるということは近隣の方々にとって大変な負担になってしまいます。
リフォームしてお家が綺麗になっても、ご近隣の方々と仲が悪くなり、住みづらくなってしまっては元も子もありません。
必要なのは事前の挨拶
上記のような問題が発生してしまう前に、近隣の方への事前の挨拶は必要になってきます。事前にトラブルを回避するためにも、情熱リノベーションでは、工事が始まる数日前に近隣の方へ工事日程が記載された用紙とお気持ちとしてお菓子をお渡しさせていただきご理解を頂いております。
気持ちよくリフォームを行い、安心した暮らしにしていきましょう。