マイベストプロ三重
小河光司

5000件以上の実績を持つ雨漏り修理専門のプロ

小河光司(おがわこうじ) / 雨漏り修理

情熱リノベーション株式会社

お電話での
お問い合わせ
0120-246-194

コラム

窯業系サイディング

2022年6月22日

テーマ:外壁材の種類

コラムカテゴリ:住宅・建物

窯業系サイディング
窯業系サイディングとは、セメントに繊維質を混ぜて板状に形成した外壁材のことです。
製造過程で窯の中で高熱処理されるため、窯業系(ようぎょうけい)と呼ばれています。

機能性、デザイン性に優れており、日本で使われる外壁のほとんどが窯業系サイディングです。
また、タイル調や木目調などのデザインやカラーバリエーションが豊富です。

窯業系サイディングのメリット

デザインが豊富

外壁材ラインナップ
窯業系サイディングは非常にデザインの自由度が高いです。
お客様の「こんな外壁に、こんな見た目にしたい」と思うイメージがあれば、窯業系サイディングはほとんどそのイメージに対応可能です。
洋風、和風、モダンなテイストはもちろん、木目調、レンガ調、石柄、タイル柄など豊富なデザインバリエーションから選ぶことができます。

費用が抑えられる

窯業系サイディングは他の外壁材より比較的初期費用が安いため、導入しやすい外壁材です。

サイディングボードを外壁に張り付けていく簡単な施工方法のため、多くの業者が施工可能で、人件費も抑えられます。
また工場で大量生産されているため、本体の価格も比較的安価です。

工期が短い

メーカーで生産されたサイディングボードという板を外壁の大きさにカットして壁に張り付けていくので、施工が簡単で工期は短めです。
職人による仕上がりの差が出る心配もありません。

窯業系サイディングのデメリット

メンテナンス頻度が高い

窯業系サイディングは外壁材の中でもこまめなメンテナンスや塗装が必要な外壁材です。
一般的な窯業系サイディングであれば約10年に1度は塗装が必要になります。
目安としては外壁の表面を手で撫でたときに手が白くなってしまったら、塗装が必要な時期だと思ってください。

窯業系サイディング自体には防水性がないため、製造時に塗料を吹き付けて出荷していますが、この防水効果は年月が経つにつれて薄れてきてしまいます。
防水効果が薄くなった状態で放置すると水が侵入し、外壁材内部まで腐食が起きてしまうので、定期的な塗装などのメンテナンスが必要不可欠になります。

それ以外にもサイディングボードにひび割れや浮きなどの劣化症状が見られるようであれば、塗装と一緒に補修しなければなりません。

目地コーキング
窯業系サイディング本体とは別に目地やサッシ周りのコーキングも5~10年に1度充填しなくてはいけません。
何も手入れをしないままだと、コーキングのひび割れから水が侵入して雨漏りが起きてしまう恐れがあります。

コーキングは太陽光の影響で痩せたりと劣化するため、日の当たる面、当たらない面によって劣化速度はバラバラです。
日光がよく当たる面を意識して確認するのが良いでしょう。

熱をためやすい

窯業系サイディングは蓄熱性があるので、熱を持ちやすい外壁材です。夏場になると外壁が熱を持ち、室内にまで影響するのでエアコンを使う頻度が高くなってしまいます。
これを防ぐために遮熱効果のある塗料を使用しての塗装工事を行うお家も近年増えています。

窯業系サイディングまとめ

窯業系サイディングのメリットである「デザイン性」、「費用面」、「耐火性」と特に重視したいと考えている方には、窯業系サイディングは非常に適した外壁材と言えます。
また、特に重視したい点がない場合も、多くの面で安定的に優れているという理由から窯業系サイディングがオススメできます。

一方、「断熱性」や「メンテナンスの頻度」を重視したい方にとっては、他の外壁材のほうが魅力的に思えるかもしれません。

この記事を書いたプロ

小河光司

5000件以上の実績を持つ雨漏り修理専門のプロ

小河光司(情熱リノベーション株式会社)

Share

関連するコラム

小河光司プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
0120-246-194

 

お客様専用ダイヤルです

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

小河光司

情熱リノベーション株式会社

担当小河光司(おがわこうじ)

地図・アクセス

小河光司プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ三重
  3. 三重の住宅・建物
  4. 三重のリフォーム・内装工事
  5. 小河光司
  6. コラム一覧
  7. 窯業系サイディング

© My Best Pro