窓の断熱がいかに大事か!
今年は全国的に 梅雨入りが早いですね。 この季節気になるのが『湿気』です。
湿気は気温と密接な関係があります。 空気が暖かいほどたくさんの水蒸気(湿気)を含むので 同じ湿度でも 夏と冬では 気温が高い夏のほうが空気中の水蒸気の量が増えます。相対湿度が100%になると空気中に含まれる水蒸気が飽和状態になり、家の中に結露が発生するそうです。
家の中で湿気を出すもとは 私たち自身、調理、洗濯物、浴室、観葉植物など様々な要因が考えられます。
私たちが寝ている間に約500gの水分を放出するそうです。
相対湿度が 60%を超えると ダニやカビの発生につながります。
また 私たち自身もストレスが増え、体調を崩してしまわないよう気を付けたいです。
私たちが快適に暮らせる湿度は 50%位と言われているので これからの季節 湿度を抑えた暮らしをしたいと思います。
湿度対策として 室内の換気があると思います。換気扇の有効活用と窓を開けること。梅雨時に窓を開けるなんて・・・と思いがちですが 外より室内のほうが湿度が高くなっていることがあるので こまめに換気をしてください。その場合は風の通り道をつくることが大切で 2ヶ所以上の窓を開けてください。対角線上に窓を開けることで 広範囲で風が通る為 効果的です。
また 室内に湿気がこもる場所として 壁と壁の間です。これからの季節エアコンなど利用することが多いですが、家全体で使用することはまずないと思います。
特にリビングと隣の例えば廊下との壁の間など 温度差ができる上に湿気があるので 絶好のダニ、カビ増殖の場所と言えるでしょう。
最近の住宅は高気密高断熱住宅と言われ 屋内に湿気がたまりやすくなります。 昔の壁は「漆喰」で施工されていました。「漆喰」は呼吸する壁といわれていて、調湿機能があります。また高い防火・防水機能がある為、台風や火災から家を守る働きがあり、防音や湿度調整もしてくれます。私たちの健康を守る建築材として この「漆喰」が再び注目されています。
すごく前置きが長くなりましたが 弊社でも この漆喰に代わる製品を作ることができました。
ウォールマジック
製品名『ウォールマジック』といい 弊社のグラセーラ(廃ガラスをアップサイクルした製品)を主原料にした製品です。
グラセーラの主原料は 二酸化ケイ素で 土壌に多く存在する物質のひとつで毒性がありません。 グラセーラは多孔質で湿度コントロールができ結露の抑制ができます。アルカリ性で カビ・細菌の発生、増殖の予防になります。 無機質なため 燃えないので有毒ガスの発生もありません。有害物質の吸着分解ができるためカビの心配がありません。
そんなグラセーラを主原料としたウォールマジックの効果として
カビ、細菌の発生・増殖予防
結露の抑制
断熱・防音
と 漆喰と同様な効果が得られます。
夏場湿気、冬場の乾燥を防ぐ効果があります。 1年中部屋の湿度を調整してくれる優れものといえるでしょう。
ウォールマジックを塗った鉄板と塗っていない鉄板の温度比較です
ウォールマジックを塗った鉄板のほうが 明らかに熱を通さないことがわかります。
【施工例】
漆喰同様 きれいな仕上がりです。
ご自分でDIYするのも 楽しいですね。
ご興味がございましたらぜひ弊社のウォールマジックお試しください。お問い合わせお待ちしております。
㈱アベックス