スタイリングからメンテナンスまで着物のノウハウを幅広く提供
手入れも簡単なオリジナル着物「京・木棉 乙」や長襦袢の現代版「とわえる」などの商品開発を手がける。リサイクル着物やはぎれのリユースなど着物を中心としたサステイナブルなライフスタイルを幅広く提案。
経歴
2000年 : 京都府京都起業家学校(第1期生)
2002年 : 彼方此方屋(おちこちや)を現在地で開業
2004年 : オリジナル「京・木棉 乙」販売開始(新風館・京都府インキュベーションKYOTOSTYLE内に出店)
2006年 : 「彼方此方屋」商標登録
2007年 : 「京・木棉 乙」商標登録
2008年 : KYOTOSTYLE契約終了に伴い2店舗を統合し、現在地で改装オープン
2009年 : 「きょうと元気な地域づくり応援ファンド」に新製品「とわえる」が採択事業となる
2010年 : 「女性用和装・洋装兼用着」特許取得
着物を楽しむためのコンテンツ「京都きものTV」をYoutubeにて公開開始
2012年 : 「とわえる」商標登録
2013年 : 「ふみおり」商標登録。特許出願中
実績
2004年 : 京都商工会議所 京都ビジネスモデル推進センター認定企業に選定
2006年 : 京都府インキュベーションKYOTOSTYLEコンペティションにて採択・入居(3年間)
2008年 : 京都府第1回文化ベンチャーコンペティション京都信用金庫賞受賞
2009年 : 京都府第2回文化ベンチャーコンペティション京都産業21賞受賞
2009年 : 京都府きょうと元気な地域づくり応援ファンド支援事業認定
2011年 : 京都商工会議所 創造的文化産業(クリエイティブ産業)モデル企業選定事業に選定
2011年 : ユメコラボ運営事務局 ユメ会議 最終選考
事業者情報
- 氏名
- たなかきょうこ(たなかきょうこ)
- 職種
-
着物コンサルタント
スタイリングからメンテナンスまで幅広く提案する着物コーディネーター
- 店名
- 彼方此方屋(おちこちや)
- 事業内容
- ・ 不要になった着物・古布の買取りと販売(リサイクル着物販売)
・ 各種メンテナンス、仕立て替え・染め替えなどの悉皆(しっかい)全般
・ オリジナル着物「京・木棉 乙」(洗える天然素材の着物に京都の伝統工芸士の刺繍・手描きを施す)の企画製造販売(商標登録済)
・ 特許製品「とわえる」(和装洋装兼用長襦袢)の企画製造販売(特許、商標登録済)
・ 裂き織など各種古布リメイク品企画販売
・ 「ふみおり」(裂き織にARを組み込んだ新感覚ギフト)の開発 - 専門分野
- 着物コーディネーター
- 特徴
- ・ 着物の現代性に対する強い信念
代表者自身が着物ユーザー=消費者からの起業で、着物が「伝統的染織美=ハイファッション」だけではなく、日本の風土に合ったエコロジーでエシカル(倫理的=環境保全や社会貢献)な衣料、現代のサスティナブルを求める時代要請に沿う衣料だと伝え続け、それに基づく経営を十数年以上にわたって実施してきた。
・ 格式にこだわらず、着物の多彩な魅力を楽しめる幅広い商品群
上記の和装洋装長襦袢の開発など、着物を身近に楽しめるよう、着物の格式にこだわらず、ユーザー=消費者目線から、途絶えかけた民間伝承を掘り起こしつつ常に新しい商品や使い方・補修等を提案しソリューションを行っている。
・ 多くのリピーターや観光客が気軽に立ち寄れ、楽しめる場があること
京都市中心部の町家に店舗を構え、多くのリピーターや観光客が気楽に立ち寄り、着物のことなら何でも相談でき、各種講習やイベントを楽しめるスポットとして定着している。
・ 「京都きものTV」を制作配信
YouTubeで定期配信。家庭内での伝承が途絶えてしまった着物の普段使いの知恵を動画で伝えている。
・ 廃棄衣料削減と古布のリサイクル=循環のために
廃棄衣料から出来た園芸用土「エコっち君」で綿花を栽培。製糸・織布をして『京都産木綿』を普及するため活動中。 - 住所
-
〒600-8054
京都府京都市下京区仏光寺通柳馬場東入仏光寺東町112-1 - アクセス
- 阪急京都線 四条烏丸駅 徒歩10分
- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 月曜日・第2火曜日
- ホームページ
- https://www.ochicochiya.com/
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着物に親しむライフスタイルを提案するプロ