平木智之プロのご紹介
故人の想いが込もった“遺品の声”を聴き、遺族へとつなぐ遺品整理士(1/3)
大量の遺品の中から1枚の写真、1枚の書類を探し出す
「遺品整理社 明日香サービス」は、京都市中京区を拠点とする遺品整理の専門会社です。「遺品の仕分けから、探索・処分まで一貫して対応します。お亡くなりになられた方が生前お使いになられていた生活雑貨や衣類、家具、家電製品などを、同じ思いを持って大切に整理し、ご遺族の負担が軽くなるようにお手伝いします」と語るのは代表を務める平木智之さん。
平木さんの強みは、打ち合わせ時に遺族から「探してほしい」と依頼された遺品を探索し、遺族のもとに届けることにあります。「家族旅行の写真があるはずだ」「遺言書があるかもしれない」「手紙を探してほしい」など、思い出の品を残したいけれども、どこにあるのかわからないと悩む遺族をサポートしています。
「本のページの間に、重要な書類を挟んでいないか確認するため、1ページ1ページ開いて確認したこともあります。また、1枚の領収書を探してほしいという依頼を受けた時は、室内に残された紙を全て1枚1枚確認して見つけ出しました」。遺品整理の一番の目的は、故人の思いが残っている品を探すことにあると力を込めます。「探したいご遺品をご依頼いただければ、見つけ出してお渡しできる自信があります。もちろん、通帳や現金、貴金属といった貴重品については依頼されなくても選り分けておき、作業が終了した時点で確認していただきます」
また、通常なら廃品として処分されてしまうような遺品にも目を配ります。手紙や写真など、故人の歴史が感じられ、生きた証となるような品物が出てきた場合は、必ず遺族に見てもらうとのこと。「故人さまの娘さんの作文や賞状を貼付したスクラップブックが出てきたので、ご遺族に届けたところ『忘れていた懐かしいものが見つかった』と喜ばれました」
そのため、遺品整理にはじっくりと時間をかけるという平木さん。「1日で整理を終える業者も少なくないようですが、亡くなった方の思いが詰まった品々を一つ一つ確認して整理するには時間が必要です」
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