志望校選びに
熊本では公立高校の後期試験の発表が明日に控えています。
合格なら「ラッキー!」ですか?
いやいや「今まであんなに頑張ったんだから当然!」という
お子さんもいると思います。どちらにせよ幸せいっぱい かな?
では
不合格だったら?落ちたのは頑張りが足りなかったせいでしょうか?
運が悪かったから?そうかもしれませんね。
でも、私はそれで悲しい思い出にして欲しくありません。
「こうなって結果的に良かったね」と思えるようになって欲しい。
合格はゴールではなく、受験は人生の通過点だからです。
受験指導をしている立場の者らしからぬ発言、失礼します!
でも
どうなるか、どうしたいかは自分次第だと思うのです。
中学ではトップクラスの学力を持ち、県内2位の進学校へ
進みながら 成績下位から抜け出せず、結果2浪したAくんと
中学では中くらいの成績で地方の実業系の高校へ進学した
Bくんは、結局同じ大学へ進むことになりました。Bくんは
高校卒業後は就職するつもりで進学したけれど、成績が良いので
高校の先生に進学を勧められたそうです。
受験生の保護者様へお願いしたいのは、
「〇〇しないとダメ」といった、人生一択のような価値観を
子どもさんへ植えつけないでいただきたいということです。
転職も失業も珍しくない時代、
これからお子さんにはいろんなダメージが襲ってくるかもしれません。
大事なのは「じゃあこれからどうしよう」と立ち直る力です。
普段、将来について、進路についてお子さんと話し合う機会があるなら
「プランAが無理ならプランBもあるし、プランCもいいんじゃない?」
というような、たくさんの選択肢を一緒に考えてあげてください。