書いて覚えるのは間違いか？？

2021年3月9日

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：発達障害　支援、トレーニング方法、漢検　対策

先日ネットで「書いて覚えようとすると書く事が目的になり
覚えるのが二の次になる」という記事を読みました。

果たしてそうなのでしょうか？？？

英単語のテストで正解率が3割以下の生徒に
「再テストするから覚えてね」と私が言うと
再テストまで5分でも10分でも、じっと単語を眺めています。
本当に、ただ　ぼーっと「眺めて」いるだけ！
成績が中レベルより下の生徒はこんな症状（？）が
多く見受けられます。

先にあげた記事では「暗記は一問一答式に自己テストを
繰り返す方法が効果的」と書いてありましたが、
単語テストで半分以上不正解の生徒は
そもそも単語がほとんどインプットされていないので、
いきなり自己テストをしても大幅な改善は期待できません。
暗記が苦手で学力が低いなと思う生徒の暗記は
「読みながら（口を動かしながら）」
「書きながら（手を動かしながら）」覚える方法がベストだと思います。

もちろん生徒には、「書く事が目的ではないよ。
覚えることが目的だから覚えたなら練習を1回でやめてもいいし、
なかなか覚えないなら何回でも書いて覚えなさい」と伝えます。

とはいえ、
ある程度学力のあるお子さんには自己テスト方式が有効だと思います。

お子さんの学力や性格にもよってベストな学習法は違います。
いで塾ではお子さんの状態、性格を見ながらお子さんにとって
ベストな勉強法をアドバイスしています。