築35年の平屋戸建を増築&リノベーションしました
熊本市南区浜口町|性能向上リノベーション事例
「この家、もう住めませんよね…?」
最初にこの建物を見たとき、そう言われても無理はない状態でした。
目次
熊本市南区浜口町にあった、築45年の平屋住宅。
長年空き家になっていて、室内は暗く、設備はすべて旧式。
断熱材もほとんど入っておらず、冬は底冷えする環境でした。
壊す前に、「再生できるか」をまず調べる
築年数は経過していましたが、構造自体はしっかりしていました。
・基礎のひび割れや沈下
・柱・梁の腐朽やシロアリ被害
・耐力壁の配置バランス
・屋根・外壁の劣化状況
などを建物調査で細かく確認。
そのうえで「これは、まだ再生できる」と判断し、フルリノベーションを行いました。
見た目より先にやるべきは「耐震」と「断熱」
今回のリノベーションでまず最優先したのは、デザインよりも性能の底上げです。
【耐震性能の向上】
耐力壁の追加や金物補強、壁量バランスの是正を行い、大きな地震でも倒壊しにくい構造へ。
「見えないから後回し」にされがちな部分ですが、住まいの安心・安全に直結する大事なポイントです。
【断熱性能の向上】
この家は、もともと断熱材がほぼ入っていませんでした。
そこで、床・壁・天井に断熱材を充填し、熱の出入りが大きい窓(サッシ)も高断熱仕様へ交換しました。

これだけで、体感温度と冷暖房効率はまるで別物になります。
「古い家=寒い」は、ちゃんと直せば、卒業できます。
配管・配線もすべて更新
築45年ということもあり、給水・給湯・排水管、電気配線、分電盤もすべてやり替えています。
ここを残したまま表面だけきれいにすると、あとからトラブルが出やすい。
長く安心して住むには、インフラ更新は必須です。
空き家でも、“今の新築基準”に近づけられる
この家は、
・耐震性能
・断熱性能
・設備性能
を一度まっさらにして、「ほぼ新築に近い中身」へ作り替えています。
空き家でも、ちゃんと手を入れれば、
「安心・快適・長持ち」この3つは十分に実現できます。
リノベーション事例はコチラ
補助金も活用しています
なお、この浜口町のリノベーションでは、断熱改修や省エネ設備の更新にあたり、国の省エネ補助金も活用しています。
空き家は、「負の遺産」じゃない
築45年の空き家が、明るく、暖かく、安心して住める家に生まれ変わりました。
空き家は、「壊すしかないもの」ではありません。
ちゃんと調べて、ちゃんと直せば、これからの暮らしを支える家になります。



