第二も人生に備える   イデコ、70歳未満に拡大 

長島武

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テーマ:確定拠出年金

イデコ70歳未満に拡大
 そもそも、企業年金は、公的年金の上乗せとして企業が行っている年金制度ですね。企業年金は大きく分けて、確定給付型と確定拠出型とに分かれており、一定の掛け金を拠出するタイプの年金である確定拠出年金は、企業型年金と個人型年金(イデコ)に分かれています。「イデコ」「イデコ」と言葉は、よく耳にしますが、確定拠出年金の個人型です。
 現在の加入可能要件(掛け金拠出)は
1.第1号被保険者(自営業者、学生等)・・・・・・20歳以上60歳未満
2.第2号被保険者(会社員、公務員等)・・・・・・65歳未満
3.第3号被保険者(専業主婦(夫)等)・・・・・・・20歳以上60歳未満
4.任意加入被保険者(保険料納付済期間等が480月未満で任意加入が可能)
                 ・・・・・・65歳未満

 大筋合意した内容・・新聞記事から
 加入可能要件(掛け金拠出)は、70歳未満に拡大となっていますね。
 
 イデコの場合、加入可能年数が伸びる事は、運用時の非課税期間が延びるだけではなく、受け取り時の非課税枠が拡大し(加入期間が20年以下・・40*加入期間は非課税 : 加入期間が20年超・・70万*(加入期間-20年)+800万円は非課税)、拠出時も所得税、住民税で所得控除を受けられる期間が長くなることを意味してます。

  つまり、年金を受け取る時に、国民年金、厚生年金の繰り下げ、繰り上げ、イデコの受け取り、企業型DCのお受け取り、中小企業退職金共済、小規模企業共済、厚生年金基金、退職一時金なども含めて、本当に、年金生活後のライフプランに合わて考える必要がありますね。人生100年と言われています。私も60歳過ぎていますが、65歳以降を老後と思わないですね、第二の人生のはじまりですから、真剣に考える必要ありますね。

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長島武
専門家

長島武(ファイナンシャル・プランナー)

長島FP事務所

ブラックマンデー、リーマン・ショックなど経験して資産運用の怖さも十分に熟知。お客さまに合う商品を案内できる金融機関に属さない独立系FPとして、資産運用のアドバイスや退職金や年金分野を得意としてます。

長島武プロは熊本朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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