退職金を受ける前に考える事!

長島武

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テーマ:生活・暮らし

退職所得の計算
 サラリーマンや自営業や専業主婦の方など(個人型確定拠出年金=イデコをしている)、退職金や解約金を勤続年数や加入年数に比例して税制優遇制度を受けられます。上の表は、国税庁のホームページから抜粋ですが、勤続年数(加入年数)によって非課税枠が変わりますね。
 まず、退職時期を考える時に確認することがあります。
 第一は、退職金制度の有無ですね。当然と言えば、当然ですね。
 第二は、退職金制度があれば、確定拠出年金か確定給付年金か併用か
 第三は、退職時の確認、決まっているのか、60歳~70歳までの
     間に任意で決めれるのか、65歳など決まっているのか
 第四は、金額になりますね。
 第五は、一時金だけか、分割ができるのか、分割は、何年か
 老後の生活を考える上で一つのポイントになりますね。
 勤務している会社に退職金制度がない場合、自分でイデコ等に加入して準備していかなければ、なりません。
 又、公的年金と私的年金などの組み合わせや、退職金の非課税枠の使い方の違いで、場合のよっては数百万円違う事もありますね。
 退職金制度は、税制の中でも特に優遇されている制度の一つと思います。私的年金の加入年数も、勤続年数ではありませんが、退職金制度同様に優遇されています。真剣に受け取り方を考える必要はあると思いますね。

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専門家

長島武(ファイナンシャル・プランナー)

長島FP事務所

ブラックマンデー、リーマン・ショックなど経験して資産運用の怖さも十分に熟知。お客さまに合う商品を案内できる金融機関に属さない独立系FPとして、資産運用のアドバイスや退職金や年金分野を得意としてます。

長島武プロは熊本朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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