財政悪化は国債の格下げを通じて国債金利の上昇を招く懸念!

長島武

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テーマ:投資

世界の債務
世界各国で金融危機から立ち直る前に、コロナが流行して、世界各国の中央銀行は、追加で、市場にお金を供給しましたね。お金は打ち出の小槌ではなく、中央銀行が国債を買い、その見返りとして市場に供給されています。その結果、発行する政府だけでなく、中央銀行の債務も増えますね。
世界の債務
米国の債務は戦時中のGDP比より拡大しています。
米国債務残高
 中央銀行は、債務超過になっても業務に支障はありません。
現在、FRB、ECB、イングランド銀行等、債務超過ですね。
これらの銀行は、将来、債務解消の道筋を発表しているからです。
 9月12日に「資産運用立国の実現シンポジウム」をzoomで見ていました。中央大学の原田教授の講演でも日本銀行のバランスシートについての説明がありました。日本銀行だけでなく、世界の中央銀行が抱えている問題ですが、新聞のGDP比を見て下さい。日本は、先進国の中で、一番悪いのです。日本でも選挙があるかも知れませんが、パフォーマンスでなく、真剣に日本の将来の事を考えてくれる人にリーダーになってもらいたいものですね。

GDP比

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長島武(ファイナンシャル・プランナー)

長島FP事務所

ブラックマンデー、リーマン・ショックなど経験して資産運用の怖さも十分に熟知。お客さまに合う商品を案内できる金融機関に属さない独立系FPとして、資産運用のアドバイスや退職金や年金分野を得意としてます。

長島武プロは熊本朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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