株式より、投資信託より、安全性が高い、債券投資を活用すべき!
債券の単価は、金利が上がると逆に下がります。金利が下がると逆に上がりますね。上の記事は、金利上昇で保有債券の単価が下がり、評価損が増えている記事ですね。債券単価の変動は、満期が短い債券よりも、満期が長い債券の方が、大きいですね。金利動向を読んで債券を購入する人も多くなってきています。
外国債券というと「買いにくい」という声をよく聞きます。今は、東京市場の中でETFとして、1口や10口から購入できるんですよ。ここでは、ETFを購入するときの注意点、銘柄を選ぶ時の注意点をいくつか紹介したいと思います。
為替ヘッジ有り
為替ヘッジなし
・ETFを購入するときに注意点
1.ETFなので分散投資されています。
2.上場投資信託なので手数料は、日本株の手数料と同じです。
3.日本株と同様に取り引き時間中、売買できます
4.ETFの単価の値動きは、上場しているので、需給関係で決まります。
5.純資産額が少ないと、繰り上げ償還になる場合があります。
・米債ETF銘柄選びの際の注意点
1.為替ヘッジ有り、為替ヘッジなし
2.ETFの特徴、米債券の種類を確認する
(米国債、投資適格債券、米国政府債券など債券の格付けが高い)
(ハイイールド債券、新興国債券は、一般に債券の格付けが低い)
3.ETFの特徴、債券の満期までの期間を確認する
(短期債券、中期債券、長期債券、超長期債券など)
(償還まで長い債券程、単価の変動は大きい)
4.売買口数を確認する.純資産額を確認する
5.分配金の回数と金額を確認する(決算日を確認する)
6.NISAの成長投資枠が使えるか
7.毎日の出来高を確認する
8.チァートを確認する
9.運用会社を確認する。実績はどうかを確認する。
★今の全体のポートフォリオの中で割合を再確認して、分散投資として利用する。
上の銘柄が米債ETFの全てではありませんが、注意点を考えて、参考にしてみていいと思いますね。最後に上場しているETFは、先にも述べましたが、受給関係で値段は決まります。例えば、「米国で金利下げたので単価が上がる」と考えても購入しても、同じ銘柄で買う人より、売る人が多かったら、ETFの値段(単価)は下がります。この点も頭に入れて考えるのがいいでしょう。ETF投資でも、リスクもあるので分散投資になると思いますね。上記の銘柄は、私が利用しているネット証券では購入できますが、一応、取引している証券会社に買いたい銘柄があったなら、購入できるか、当然ですが確認した方が良いと思いますね。ETFは上場投信でプロが指数連動型投信として運用してくれるのです。米債とて同じです。検討の余地、あると思いますね。