米国5月雇用統計発表後 フェドウオッチと円ドルの動き
円=ドルの最近の動きは、本当に乱高下ですね。
何回か紹介してますが、IMFルールは為替介入は半年で3回まで、介入後3営業日以内の介入は、同じ介入と見なす。
今年の介入は、4月29日と5月1日・・・・1回目の介入
7月11日と7月12日・・・ 2回目の介入
10月下旬までにIMFのルールでは、あと1回になりますね。強制力がどのくらいあるのか、罰則があるのかなど、不透明な部分が多いですけど、やはり、頭のスミに入れて置くといいと思います。
11月に大統領選挙があるので、ドル安、米国の物価高、インフレを起したくないバイデン政権、インフレの最中には、インフレを加速させる金利の引き下げることは、出来ないですからね。今はドル安を望んでいないと思いますね。
イエレン米国財務長官は4月に為替介入について
「極めてまれで、例外的な状況においてのみ行われる」と日本をけん制してますね。6月には、米財務省は、外国為替報告書で為替操作をしていないが、注意する「監視リスト」日本を加えていますね。日本の為替介入について、協調介入どころか、警告しているように見えますね。
下の記事は日経の5月24日です。為替の1日の取引額は約4325憶ドルとしています。155円換算で約67兆円。日銀の単独介入では、1日67兆円の売買の流れを変えることは難しいことだと思っています。
円=ドルの予想などは、今後もわかりません。通貨の価値が、「強くなるのか」「弱くなるのか」を自分で考えて、目先の変動に迷わされず、やはり、分散投資、リスクヘッジしていくのが、自分の大切な資産を守れる方法だと思っています。
私も日本という国が大好きです。日本で生活していることに満足も安心感もあります。今の幸せを守るためには、自分で対策を取っておかないといけないと思いますね。