円ドルの変動に対しても分散投資は変わらず

長島武

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為替介入後円ドル

日経151円台
今週のトップニュースは、やはり為替介入ですね。
為替介入は、あまり報じられませんが、IMFルールがあります。
直近6ヶ月間に3回まで、介入して3日間は、1つの介入とカウントする。
一番上のチァートを見て下さい。最初の介入後、次の介入は、3日目でしたね。1回の介入に数えられますね。円ドルがいくらになるなど、いつ、何回介入できるか、などわかりませんね。変動幅が大きいと「もう少し円高になったらドルを買おう」とか「今度130円台に入ったときにドルを買おう」とか迷う人が多いですね。そもそも、どこからが円高で、どこからが円安なのでしょうか。
私は、ドル資産を保有していた方が、自分の資産を守る事と思っていますが、ドル資産をまだ、保有していない方であれば、150円の時も、170円の時も、200円の時も、不確実性のリスクを軽減するためにも資産分散でドル資産は必要だと薦めると思いますね。ただ、買う時に、値段の分散ではなく、時間の分散ですね。(買う時期を分けてですね)
今、米国市場では、今年の7月、最初の利下げ(年初の予想からズレてきている)予想になっています。又、延びる可能性もありますが、5月にドルを買い、7月にドルを買い、大統領選挙後の12月にドルを買う、3回に分けて購入するのでもいいと思いますね。まだ、ドルが基軸通貨なのでドルで話してますが、別に、ユーロでも豪州ドルでも、いいと思いますね。
ポートフォリオに外貨資産を入れて置くことが、一番重要で、そのうえで比率を考えていくのが、大事ではないでしょうか。
ドルなら外貨建てMMFがあります。
最近の利回り
ノムラ 4.65%
ニッコウ4.83%

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長島武
専門家

長島武(ファイナンシャル・プランナー)

長島FP事務所

ブラックマンデー、リーマン・ショックなど経験して資産運用の怖さも十分に熟知。お客さまに合う商品を案内できる金融機関に属さない独立系FPとして、資産運用のアドバイスや退職金や年金分野を得意としてます。

長島武プロは熊本朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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