教育費に係るシュミレーション、「減債基金係数」
今年も能登地方中心で大きい地震がありました。亡くなられた人のご冥福をお祈りいたします。熊本でもありました。
ここでは、愛称 復興投信と言われる「くまもと未来応援ファンド」をとおして、目論見書と期中運用報告書、月次運用報告書を比較してみたいと思います。
2018年1月31日にこのファンドは設定になっています。
目論見書ですが、ファンドの目的・特色 投資リスク等が記載されていますね。
その中には、投資対象の運用方針
対象商品の組み入れ方針(純資産額に対して)
ファンドの仕組み
分配方針
投資リスクその他の注意点
基準価格の変動要因
などが記載されていますね。
この目論見書は、投資信託を購入する場合、必ず見る必要がありますね。
私が目をひいてのは、「熊本県の復旧・復興および熊本県の未来づくりのために寄付をおこないます」の言葉でしたがね。
期中の運用報告書ですが、基準価格の推移と純資産額の推移が載っていますね。ファンドの仕組みも目論見書ほど詳しくはないですけど載っていますね。ベンチマークとの差や基準価格の変動要因、現在の投資環境などが載っています。
月次運用レポートですが、その時点の組み入れ銘柄と組み入れ比率が、でていますね。
熊本県に本社を置く企業
平田機工 :1.3%
リブワーク :0.4%
ヤマックス :0.2%
グリーンランド :0.1%
ビューティー花壇:0.1%
熊本県に工場・店舗等がある企業等
TSMC :1.6%
ソニー :1.3%
本田技研 :1.3%など
株式で2023年12月29日の月次運用レポートを見る限り、TSMC株の組み入れ比率が一番高く、やはり、半導体関連銘柄が多いと言えますね。
同じように外債もJリートも組み入れ上位銘柄とがでています。外債の場合は、利率と償還日と額面もでていますね。
三井住友海上火災保険(米ドル)
:利率4.95% 額面2600000 比率8.4%など
Jリートは
日本ビルファンド投資法人:比率5.7%など
ポートフォリオ構成比率
熊本県関連株式 :24.7%
日系外債マザーファンド:45.8%
Jリートマザーファンド :24%
短期金融商品その他 :5.6%
為替ヘッジ比率 :94.5%
為替ヘッジしているので為替リスクは軽減されているということですね。
やはり、目論見書だけでなくて、月次(なかには週次)運用レポートはみて、投資の判断材料になりますね。
2024年1月24日 単価12227円 純資産額24億51百万円
年初からの騰落率 +1.44%
昨年からの騰落率 +10.1% ですね。
能登地方の復興も応援したいですね。