令和6年度上半期末財務諸表(日本銀行)を見て
新NISAがはじまり、たくさんのお金が株式市場に入り、投資を身近に感じる人が多くなり、やはり、うれしいですね。
ここでは、気をつけた方が良いこと、を最近の事例から説明します。
新NISAの枠を使うために積立てNISAの銘柄を売却すること。
はっきり言って何をされているのか、わかりませんね。積立てNISAは、ドルコスト平均法で株式市場が上がっても、下がっても対応できる最強の投資方法です。時間を味方につけた投資方法で初心者に限らず、投資効率を上げたい方は、使います。それを、今、株式市場が上がっているので一度に買うのは、私はお勧めしませんね。
又、50代後半の方、退職されて、年金の繰り上げ受給までの3年間、退職金を全米株式、全世界株式、先進国インデックス株式に分けて、退職金を分散投資されているかたなど、危険すぎると思いますね。株式だから多少の損が出る事も覚悟とのことですが、損して売却することは、本当に難しいですよ。
グーグルやヤフーの検索サイトに「ADR」と入れるとADR日本株全銘柄一覧というサイトがでてきます。{ADR}の説明は省きますが、株式市況を見るときに使うサイトの一つですね。その中に日経平均関連コンテンツの中に騰落レシオがあります。
騰落レシオは、相場の過熱感を表す指標の一つですが、(基準は80以下は過熱感なし、120以上は過熱感あり)
2024年1月12日時点でみると
25日 15日 10日 6日
騰落レシオ 116.67 160.60 188.52 165.83
・騰落レシオは期間内の値上がり数と値下がり銘柄数から出します。
25日が25日間の合計ということで一般的ですが、15日は15日間の合計ということですね。
1月12日は値上がり銘柄数551、値下がり銘柄1058銘柄
日経平均株価 35577.11円 +527.25円(一部の銘柄だけ上昇)
月曜日に日経平均があがるかどうかはわかりません。NISAは、長期投資が基本です。目先の動きに惑わされることなく、分散投資、商品の分散、時間の分散ですね。10年以内の資産運用する方であれば、特に慎重に運用はするべきだと思います。過去3年と今後3年は、天と地ほど違う可能性があることも踏まえて、運用することをお勧めます。
積立てNISAは、下がったときに株数、口数を増やすので、強いですよ。