まだ使える!浴槽塗装で叶える賢いリフォーム術
意外と気付かない屋根の劣化!
知っておいて損はない「屋根塗装の基礎知識」
外壁の色あせやヒビにはすぐ気がつくのに、「屋根の劣化」は見落とされがちです。
しかし、家の“いちばん高い場所”にある屋根こそ、実は最も過酷な環境にさらされている場所だということをご存じでしょうか?
今回は、屋根塗装の役割やタイミングについて、知っておくと得する“基礎知識”をお届けします。
■ 屋根は毎日、太陽と雨にさらされている
屋根は建物の中でもっとも紫外線・熱・風雨を受ける部分。
とくに夏場の屋根表面温度は60~70℃にも達することがあり、日々ダメージが蓄積されています。
そのため、屋根塗装が劣化すると…
雨水の浸入リスクが高まる
コケやカビが発生しやすくなる
屋根材が割れやすくなる
結果的に家の断熱・防水性能が下がる
など、さまざまなトラブルの原因になります。
■ 屋根塗装の「役割」はただの色塗りじゃない!
屋根塗装には、見た目の美しさだけでなく、次のような重要な機能があります:
防水性の回復:水の侵入を防ぎ、雨漏り予防に
遮熱・断熱効果:夏の室内温度を下げる効果も期待
屋根材の保護:セメントや金属製の屋根を劣化から守る
つまり屋根塗装は、**家全体の寿命を延ばすための“保護膜”**のような役割を果たしているのです。
■ 塗り替えのタイミングはいつ?
一般的には、以下が塗り替えの目安です:
築10~15年(前回塗装から10年以内)
色あせや表面の劣化が見られる
屋根にコケ・サビ・ひび割れが出てきた
特にスレート屋根(コロニアル)や金属屋根は、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
POINT:
屋根は高所にあり、自分で状態を確認するのは危険です。年に一度でも、専門業者に点検してもらうのがおすすめです。
■ 屋根塗装=コストではなく“将来の備え”
「屋根は見えないから後回しでいいや…」と思っていると、
劣化が進んでしまい、**塗装では済まない葺き替え工事(数百万円)**が必要になるケースもあります。
定期的な屋根塗装(数十万円〜)は、むしろ**将来の高額修繕費を防ぐ“予防投資”**とも言えるのです。
■ まとめ:屋根も“健康診断”が必要です
普段見えにくい場所だからこそ、屋根にはこまめなチェックとメンテナンスが大切です。
5年〜10年ごとに塗装を見直すことで、雨漏りや劣化を未然に防ぎ、安心して住み続けられる家になります。
最後に一言アドバイス:
「うちは大丈夫」と思っていても、気づいた時には手遅れなことも。
プロの無料点検などを上手に活用して、大切な住まいを長く守っていきましょう。



