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センター試験後の新制度の受験について

大利幸子

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センター試験は今の高校1年生で廃止となり、中学3年生から小学6年生までは、センター試験後の新しい試験と、文科省が指定する民間の試験の両方を受験しなければなりません。かなり英語の負担が大きくなると予想されます。まだどの民間試験を文科省が入試制度の一部として認めるか正式な発表はありませんが、聞く、読む、書く、話すの4技能全てを問う英検の様な試験が恐らく選ばれるのではないかと思われます。他にはTOEFL、ケンブリッジ英語検定なども考えられます。

仮に英検が文科省によって認定された場合、高校3年生は、6月と10月の2回のチャンスに合格を賭けて受験する事になります。少なくとも英検2級、出来れば準1級に合格したいところです。勿論、1級合格が理想ではあります。

そこで、この新しい入試制度を鑑みて、今後リスニング力とスピーキング力をアップするために、今の中学3年生から積極的に英語によるディスカッションを取り入れたいと考えています。さまざまなトピックについて、予め発言内容を各自、準備した上で、授業で発表し、その内容に基づいて意見交換をしたいと思います。早速、中学3年生のクラスでは今週から取り入れたいと思います。

英検の二次試験は面接ですが、やはり日頃から自分の意見を自分の言葉で表現する訓練をしていないと、いきなり面接で流暢に話す事は無理です。ましてや、高校3年生で2回しか英検に挑戦するチャンスがないと言う事を考えれば、どんな質問を尋ねられても、答えに窮する事なく、自分の意見を言える英語力を身に付けておきたいものです。

現在の中学3年生以下は、英語によるディスカッションで英語力、スピーキング力をしっかり身に付けられる様に授業を進めて行く予定です。

中学1年生は、今後5年がかりで英検準1級、上手く力が付けば1級に合格する力を養えるよう、長期的に計画を立て、指導して行きたいと思います。因みに中学1年生たちは英検4級に合格し、文法も中学課程を修了したので、先週より高校入試問題に取り組み始め、長文読解に挑戦しています。

現在の小学5年生からは、入試は民間の試験に一本化されます。今後は文法力や読解力に加えて、聞く、話す力が非常に重視される入試制度となります。今後の入試を取り巻き環境の変化を注視しながら、積極的に英語を聞く、話す機会を授業でも設け、実用的な英語力を伸ばす様にしていきたいと思います。勿論、その礎はしっかりとした文法力であり、それを駆使して長文もきちんと読んで理解すると言う目標も両立させて行きます。

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大利幸子
専門家

大利幸子(英語塾講師(通訳・翻訳))

グローリー英語教室

MBA取得者で、外資系金融で勤めた経験あり。契約交渉や文書作成、マーケティングや営業で培った高い英語力を有する。一人一人の理解度を把握しながら進める徹底した少人数制指導による確実な英語力アップが強み。

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