中2、中3クラスの英作文力

2016年12月21日

英作文力は本当に一朝一夕には身に付ける事が出来ません。当塾では意識的に英作文力を強くする様に、課題を出しています。難関大学ではかなり難易度の高い英作文の問題が出題される事が多いですし、英検2級以上も自由作文で英作文の問題が出題されるからです。

英作文力を強くすると言う事は、文法力を強くすると言う事にも他なりません。

英作文は、ある課題を出して、それについて論点をまとめ、理論的に書いていく様に練習をします。今、出している課題は英検1級の自由作文のテーマです。例えば、「オンラインショッピングの長所、短所」や、「宇宙開発は、その費用の効果に見合っているか?」と言ったテーマです。

こうしたテーマについて、論点を幾つか纏めて発表しあい、その後決められた時間内、例えば20分や15分で一気に書き上げて行きます。分からない表現がある時は、ヒントを出しますが、極力今の生徒さん達が持っている単語力、表現力の範囲内で書く様にしています。

この英作文の練習を始めた当初は、全く筆が進まなかった生徒さんもいますが、今はクラス全体の生徒さん達が自分なりの英作文を書き上げる様になりました。出来上がった英作文は一人ずつ発表し、その場で「こう言う表現の方が良いね」とか、「文法的にはこう言うべきだべ」と言った修正をして行きます。

同じテーマについて、同じ様な論点で書いても、生徒さん達それぞれに表現法があり、他の生徒さんの英作文を聞き、新しい表現を覚えたり、他の生徒さんの文法ミスから、自分のミスに気付いたり、学ぶ事は沢山あるようです。

こうした練習の積み重ねで、15分で100語程度の英作文が出来る様になりました。これも少人数制ならではの授業風景です。

この記事を書いたプロ

志望大学合格に導く、英語教育のプロ

大利幸子（グローリー英語教室）

080-6812-0711