家計に適した住宅取得・住宅ローンや保険を提案するプロ
由籐久和
Mybestpro Interview
家計に適した住宅取得・住宅ローンや保険を提案するプロ
由籐久和
#chapter1
ファイナンシャルプランナーをご存じですか?マイホームの取得、ゆとりのある生活、老後の安定など、誰もが夢や目標を持っています。そこに横たわるのがお金の問題。ファイナンシャルプランナーは顧客の夢や目標に寄り添い、現実に則した資金計画を立て、実行サポートするスペシャリストです。
由藤さんは旧・郵政省出身の独立系ファイナンシャルプランナー。特に「住宅」と「保険」の分野に詳しく、セミナー講師としても活躍中です。たとえば「保険」なら約30社と提携し、その中から中立の立場で比較検討し、顧客一人一人に合ったプランを提案。
「相談に来る人の多くが保険の内容をよく知らずに契約しています。私の目から見れば保険の見直しで節約できるケースがほとんどです。リスクというものは考えるとキリがないもの。ちょっとしたケガや通院のために割に合わない保険料を払っていませんか?私の方針としては、保険を最低限にスリム化し、そのぶん貯蓄に回すことをお勧めします。貯蓄があれば、ある程度のリスクには対応できます。できない部分こそ保険で賄えば良いのです。公的年金があてにならない昨今、老後にお金を残しておくことも必要でしょう」
営業をしないのが由藤さんのスタイル。その一方で相談に来た人には親身になってサポートします。「夢に対して前向きな人を私は応援したいのです」
#chapter2
マイホームを取得する場合、まず「どんな家にしようか」と夢を膨らませるものですが、由藤さんは「はじめに資金計画ありき」と力説。「先に住宅メーカーや工務店を決め、見積もりを取り、その金額を調達しようとするのは順序が逆。ファイナンシャルプランナーを活用してもらえれば、子供の教育資金や老後の資金など、顧客の長期的なライフプランを見据えたうえで、適正な予算を算出し、それをもっとも有効に活用できる工務店を選定します」
せっかくマイホームを建てても家計に無理がかかり、結局手放すことになれば悲劇。そうならないように資金計画はしっかりと。さらに由藤さんは、消費税の増税前に家を建てようとする動きにも「待った」をかけます。「増税前が得か、増税後が得かは人によって答えが違うのです。借りる金額・年収・補助金、ローン控除など、いろんな要件をトータルで考えなくてはいけません」
マイホームのプランのある方は、ファイナンシャルプランナーとともに、家づくり全体を考えてみてはいかがでしょう?
住宅ローンについても、借り換えで減額できる可能性のある人は多いそうで、月々の支払を大幅にカットできた例も多数あるとのこと。「借りるときに独立系ファイナンシャルプランナーを活用すれば、数社を比較検討し、ベストのプランでローンを組むことができるのですが・・・」。高知ではそんなスタイルがまだまだ浸透していないのが実情。
#chapter3
由藤さんはまた、高知を元気にするために独自の「人事・福利厚生制度」を企画し、企業へのプレゼンテーションも試みています。
「個人が豊かになることによって、企業が潤い、地域の活性化にもつながります。機会があれば知事にも提言したいと思っています」。さらにホームページ上では「高知の人に限り住宅ローン相談無料」を呼びかけています。
「景気が悪いと言われている時期でも、成功している企業もある。馬路村や梼原町も時代の変化にうまく対応していると思います。諦めずに意識を変えて立ち向かわなければいけません。75万人という少ない人口だからこそ、それを生かしてできることもあるのではないでしょうか。」
プライベートでは高校生から社会人まで5人の子供のお父さん。持前のバイタリティでどこまでも前向きに進んでいく姿が頼もしく見えます。
(取材年月:2013年7月)
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家計に適した住宅取得・住宅ローンや保険を提案するプロ
由籐久和プロ
家計プランナー
ファイナンシャルプランナー FPライフ
家計診断、貯蓄計画、保険、住宅取得、住宅ローンなどを家計から判断し、ベストな選択肢をアドバイスする家計プランナー。実行サポートまで対応する。高知を応援する月刊誌で家計の未来予想図として連載中!
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