企業・求職者それぞれの思いに寄り添った“現場志向”の人材マッチング（1/3）

さまざまな業種で採用を担当したことを強みに、高知県で職業紹介事業を展開

　「人事担当者として、さまざまな業種で採用に携わってきた経験が当方の強みです。企業さま、求職者さまのご要望をかなえ、双方にご満足いただける出会いをお手伝いします」

　こう話すのは、高知市で職業紹介事業を手掛ける「人材ネット」の井上一洋さん。鉄工所、商社、飲食業など、地場の有力企業で通算15年にわたり採用を担い、現在は不動産業にも従事しています。
　「幅広い業界で培った実務経験を生かし、企業さまが必要としている戦力や、求職者さまが能力を発揮できる業種、職種を正確に把握します。雇用条件や職務経歴からだけ判断するのではなく、事業展望や経営方針、一人一人の人生設計など、データに上がってこない面も考慮しながら橋渡しをしています」

　井上さんのモットーは、精度の高いマッチング。「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを極力なくすため、徹底した現場主義を貫いています。
　「仕事をお探しの方には、入社後、どんな職業人生を送りたいのかキャリアプランをお伺いします。企業さまの元にも足を運んでビジョンなどをお聞きします。組織風土に合った方をご案内できるよう、実際に働く職場も見せていただきますので、私どもの対象エリアは高知県内に限定しております」

　それぞれに寄り添う現場志向のサポートで定着率を上げるほか、企業が負担する紹介料に配慮しているのも特長です。
　「以前、システムエンジニア（SE）をしていたことから、外注せず自らサイトを制作するなどコストを抑えることで、固定給の2カ月分のみを申し受けております」

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