PROFESSIONAL
STORIES

Mybestpro Interview

高知の魅力を伝える「架け橋」として活動

高知の魅力発信を裏方で支えるおもてなしのプロ

池千聡

池千聡 いけちさと

#chapter1

高知新港にクルーズ船で訪れた外国人観光客を案内する、通訳スタッフを手配

 坂本龍馬像がそびえる桂浜、清流仁淀川の仁淀ブルー、「鷹城」と称される凛とした姿の高知城、地元グルメがひしめくひろめ市場など。

 「自然や食が豊かな高知の素晴らしさを、一人でも多くの方に伝える『縁の下の力持ち』として、おもてなしやPR活動をお手伝いします」と語るのは、「elf」代表の池千聡さん。「K.O.G(Kochi Omotenashi Guides)」の名称で、イベントの運営やスタッフの手配などを手掛けています。

 「近年は高知に足を運ぶ外国の方が増えています。世界に向けて広く発信する一環として、高知新港にクルーズ船で訪れた観光客をアテンドする通訳スタッフを取りまとめています。高知県がインバウンド施策を強化した際に広告代理店から依頼を受け、10年以上従事しています」

 船が寄港すると、多い時には4000人規模の乗客が港に降り立ちます。午前に入港した船が夕方に出港するまでの間、英語・中国語・ドイツ語などの通訳スタッフのシフトを管理し、現場で起こる問題に対処して全体をマネジメントするのが池さんの役目です。

 「さまざまな国籍のスタッフが40人ほどがそろっています。文化や生活習慣が違いますから、日本では当たり前のことでも丁寧に説明し、マナーやルールなども理解してガイドしてもらうことを心掛けています」

 観光客が再び訪れ、案内所に立ち寄ってスタッフに感謝の言葉を伝えてくれることが、自分のことのようにうれしいとか。

 「皆さまにご満足いただくのが何よりです。スムーズで快適な高知の旅を満喫してもらえる『架け橋』になれたら幸いです」

#chapter2

イベント制作会社で臨機応変な対応力を養い、さまざまな催しをサポート

 池さんは以前、イベント制作会社に勤務し、放送局が主催するイベント、後援会、セミナーや「よさこい祭り」に協賛するスポンサーイベントなど、青少年育成事業や地域の伝統行事といった多様な案件に従事。プランニングや会場設営、人員確保と配置、当日の進行管理などで実務を積んできました。

 「催事には数多くの人が関わり、一つのチームとなって創り上げる楽しさがあります。本番までの準備が、業務の中で多くの時間を占めます。想定外のトラブルが発生したり、予定通りに進まなかったりすることもありますが、無事に終わった時の達成感は格別です」

 2001年に制作会社を退職した池さん。大勢が一丸となって取り組む場に関わる機会がなくなることに、名残惜しさを感じていました。

 「折しも『よさこい高知国体』が2002年に開催されるタイミングでした。高知県内でさまざまな催しが計画され、フリーランスとして運営に携わることになりました。業界でのご縁に恵まれ、今日まで仕事を続けてこられたことに感謝しています」

 数々の場面で、実地で培った実行力や臨機応変な対応力を発揮してきた池さん。「多くの失敗やご指導、まわりの支えがあったから」と謙遜しますが、豊富な経験と細やかな気配りを生かし、企画を支えています。

 「一つとして同じ現場はなく、状況によって判断が変わります。マニュアルにするのが難しい部分もあり、自分のノウハウを生かしてお役に立てることが、やりがいになっています」

#chapter3

故郷の土佐清水市で開催される「ジョン万EXPO」の情報発信にも注力

 地元高知が撮影現場となったドラマや映画のエキストラの手配では、厳しい条件のもとで東奔西走したこともあります。

 「作品の世界観を描いて価値を高めるものづくりを、微力ながらサポートできればと思っています。高知で撮影された映像作品が公開され、観光PRや地域の活性化につながることを願っています」

 また、2027年1月から2年間にわたり、ジョン万次郎(中浜万次郎)の出身地である土佐清水市と高知県全体で観光キャンペーン「ジョン万EXPO」が開催されます。漁に出て遭難し、アメリカの捕鯨船に救出されて渡米。後に翻訳家や通訳、教育者として活躍した人物で、2028年には生涯をつづったドラマの放送も控えています。

 「土佐清水市は私が生まれたまちで、地元を愛する者として多くの方に興味を持ってもらえるよう情報発信していきたいですね。実家が残っているので、エキスポ期間中は観光案内や、四国八十八カ所の霊場を巡礼する遍路道に面しているので、お遍路さんや来訪者の休憩スポットなど、何かの形で活用できればと考えています」

 雄大な大海原を望む足摺岬や濃厚なうま味の「土佐の清水サバ」など、見どころや名物も多彩。故郷をはじめ、高知の魅力を伝えていきたいと熱意を見せます。

(取材年月:2026年7月)

リンクをコピーしました

Profile

専門家プロフィール

池千聡

高知の魅力発信を裏方で支えるおもてなしのプロ

池千聡プロ

イベント運営

elf

イベント制作会社で培った運営経験を生かし、臨機応変な現場対応で幅広い依頼に対応。インバウンド観光客のガイド手配や映画のエキストラ手配など、高知の魅力発信やおもてなしを支えています。

\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /

掲載専門家について

マイベストプロ高知に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または高知放送が取材しています。[→審査基準

MYBESTPRO