婚活プロフィールの書き方、ヴァルネラビリティ
「それは嫉妬であっても苦しいけど付き合うに値する感情だ。」
感情のコントロールセミナーに参加しました。
人間だからこそ持つ様々な陰性感情をどうやってコントロールするか。というよりどうやって仲良くするのかと言う話です。
「怒りは二次感情である」
これはカールロジャースの弟子トーマスゴードンの言葉です。怒る前に一次感情は何なのかを考えてみます。そこには落胆、悲しさ、寂しさ、心配、不安などがあり、その発露が怒りとなって表現されるということです。
怒りは人との距離を遠ざけます。遠ざけてもよいという覚悟の上で怒るなら大いに怒ればよい。もしくは遠ざけるために怒るということもありです。でもそうでなければ、一次感情を相手に訴えればすむこと。
親しい間柄なら怒らなくてもわかってもらえるはずです。怒りは手段です。それによって失うものが多いことを知るべきです。不安、恐怖、焦り、恨み、嫉妬などの陰性感情は何かをきっかけにムクムクと心を蝕みます。
私はそれらをムクムクと呼んでいます。「またムクムクが来た、こんにちはまた来たね」と言います。
禅の言葉に「それになりきれ」というのがあります。
それは掃除をしている時は「箒になりきれ」山に登る時は「山になりきれ」というものです。ムクムクが来た時は否定せず、それになりきればよいのです。
なりきれば恨みは許しに、羨望は祝福に、不安は期待にいつかは変わっていきます。時間はかかりますが。
陰性感情でさえも敵ではなく仲間であるということ、生きて行く上で必要なものであるということ。いつかはその経験が役に立つということです。
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