メイクにおける「ツヤ」と「マット」のはなし

鈴木香加

鈴木香加

テーマ:メイク、メイクレッスン

皆さま、こんにちは。
マイベストプロ神奈川のパーソナルカラーリスト鈴木香加です。

 パーソナルカラー診断のそのタイプ別のアドバイスをしていると、時々「私は、ツヤですか?マットですか?」とご質問をいただくことがありますが、当方では、次のような理由で、その人自体を「ツヤ」とか「マット」とかには分類いたしません。


1,「ツヤ」と「マット」

 「ツヤ」は光沢があり、「マット」は光沢のないことを意味します。



2,ファッションの素材と、メイクの「ツヤ」「マット」

 美容師の資格の前に、嶋田ちあきメイクアップアカデミーに通っていたのですが、当時(平成18年頃)、嶋田先生もその指導の中で、ニットは「ツヤ」がないので、メイクも合わせてセミマットめに作る・・・話をされており、とても納得した覚えです。ニットなのに顔だけがツヤツヤしていたら違和感ですし、光沢感のあるシャツなのにマットのツヤのない顔でしたら、くすみますよね。バランスなのです。


 
3,メイクで、ツヤ・マットを作る

 コスメには、ツヤ感・マット感、どちらの質感も販売されていますね。つまり、ツヤはパール感のあるもの、マットはツヤの無いものを使用します。

 パール感は光沢感があり、立体感を作るのに適します。カジュアルのほうが得意です。
 マット感は、光沢感をおさえて、上品な質感をつくります。立体感は、その質感では作りにくいです。

 パールは立体感を出すので、一見「こっちがいいわ」と思うかもしれません。しかし、毛穴も凹凸なので強調されますし、エイジングの世代の緩んだり、くぼんだりしたラインの立体感を出さないように注意する必要もあります。



4,私の結論・・・ツヤ(パール)とマットは、両方を合わせ技で使う

 まず毛穴は、化粧下地で凹凸を処理するものがありますので、そのような下地と使うのであればツヤ(パール)感のものを楽しむことができますので、あとはファッションとのバランスになります。見えないエイジング毛穴もありますので、アラフォーくらいを目処に毛穴対策をしておいたほうが良いと思います。

 頬骨など骨が出ているのに、パールのチークやハイライト・シェーディングを使用している方は、立体感の出ないマットの方も試したほうがいいかもしれません。


私は、以上のように思います。
このような視点もメイクに入れると、もっと素敵になれますよ!
ご参考くださいませ。

ありがとうございます。


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鈴木香加
専門家

鈴木香加(カラーコーディネーター)

トライカラーズ

パーソナルカラー及びそれを基礎としたファッション、メイク、フレグランスを通して「私らしいスタイル」を提案。特にメイクに精通しており、カラーとテクニックと商品知識を合わせ明日から変われるメイク術を実現。

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