メイクを美しく見せるための肌づくり

（クリスマスに書いた記事を復元いたしました）

皆様、こんにちは。メリークリスマスですね！
マイベストプロ神奈川のパーソナルカラーリストの鈴木香加です。

コロナ、インフル流行っているようですが、お体お氣をつけくださいね。

今日は、メイクの土台である肌の話です。

メンズスキンケアの講座でも、きれいな肌ってどんな肌ですか？と聞いてましたが、なんとなく芸能人を挙げてみたり、正体がはっきりつかめないきれいな肌です。

鈴木さんなら、ちょっと理屈っぽいけど（メンズ仕様）、整然と話すと期待？されていると思いますから、話します。

うなはだけ、または、うなはだけつ　という肌です。これは、要件の頭文字を組み合わせた言葉です。

うるおい
なめらかさ
ハリ
弾力（だんりょく）
血色（けっしょく）
　と
ツヤ（人による）

頭文字をとり、うなはだけ（つ）です。

1，うるおい
肌の皮脂量と水分量のバランスが取れて、うるおいです。よくスキンケアの化粧品カウンターで、計測する機会がありますね。
ドライ肌も水分だけでなく、クリームを必要とする人は、皮脂も足りてないのです。インナードライと言われるひとは、皮脂があるのでシットリしていると思いがちですが、水分量が少ないので、ジェルのようなみずみずしいクリームを使う人もいます。

2，なめらかさ
メイクは、凹凸が苦手です。精々ハイライトやシェーディング（明暗を付けて立体感をつくる技法）くらいです。
ニキビや吹き出物のない健康な肌を保ちたいですね。つぶしたり、無理に化粧品で解決しようとしたり、色カバーしたりしたくなりますが、
皮膚科に相談したほうがよいかと思います。
肌の皮脂量と水分量のバランスが取れないのは、自律神経やホルモンなど、肌表面だけの話でないかも知れません。
またダイエットによる栄養不足肌や極端なドライ肌による皮むけも厄介ですよね。
もしかしたら、スキンケアが合っていないで、化学物質に敏感に反応していることもありますので、自分で解決できない場合は皮膚科相談をオススメいたします。

なめらかさは、キメの整った肌です。
私はカラーリストなので話しますが、こちらも色の見える条件、光と物体と目の話なんですね。
肌のキメが整いなめらかなら、光に当たったとき肌の反射が一定でキレイなのです。
パーソナルカラーでないファンデの場合は、ノーメイクで過ごしたくなります。調和して、より美しくなれば、ファンデは塗りますよね？

3，ハリ、弾力
肌が下がらないハリ感、肌が指で押しても、クッションのように戻る弾力感です。
エイジングに関係するところですね。
反対語は、たるみ、シワとかでしょうか？

肌の断面図を検索していただくと分かりますが、上から、皮脂膜、表皮、真皮、皮下組織となっています。そのなかの肌内部のほうと関連します。
紫外線ダメージは、肌を黒くするだけでなく、肌組織の真皮の肌クッション材料であるコラーゲンを壊したりします。
また、無理なダイエットでは、皮下組織の毛細血管から肌に栄養が行かなくなりますので、肌のパワーがダウンします。
エイジングが進行してなければクリームは必要ない方もいらっしゃいますが、栄養クリームというものは、この肌の奥にめがけてのスキンケアです。
エイジング段階まで行かない若い方は、表皮を健やかに保つことで予防できます。

4，血色
透明感やくすみの話、肌色が健康的かどうかの話です。
新陳代謝に関係するものだと思います。スムーズに新陳代謝が出来ていれば良いですが、老廃物が排出出来なかったりすると、汚れたフィルターを通しての肌の見え方になります。
血液の流れでも、血管が拡張すれば血色は良いですし、収縮すれば血色は悪くくすみます。
疲れやストレスなども血管が収縮したりして、顔色悪いですよ、と友人に声をかけられたりしますよね。
また、体温も関係しますね。このあたりは、健康のバロメーターとしても見られています。

ツヤは、メイクでも作れます。また、これくらいご注意いただけましたら、もれなくツヤも付いてきますので、割愛いたしますね。


あくまでも、健康な方の美容の話として書きましたので、肌トラブルは皮膚科でご相談下さいね。

毎日のスキンケアのあと、鏡を見て
うるおいはあるか
なめらかか
ハリ、弾力はあるか
血色はよいか
などチェックしてみてくださいね。
氣をつけていれば、それだけでも違います。

メイクの肌づくりで、自分の肌の良さが生かされているか？の目も養われます。

世間では、ツヤとかマットとか話をしていますが、両者は反射の仕方が違いますから、その良さを使い分けたら良いと思います。

メイクのはなしは、またの機会に。
ありがとうございます。

エイジングが進む方は、鏡を見ない人が多いらしいので、鏡を見る習慣を大切にしてくださいね！m(__)m

私は、30代に入っった頃からアラフォーくらいまで、敏感肌でほぼ化粧品は使えませんでした。
それでも何とか、通常の化粧品が使えるのは、無理はしないことでした。合わないものはすぐ使用を止める、です。
ですから、いささか過敏な説明かもしれませんが、「うなはだけ」のポイントを、是非ご参考ください。