地震保険の実情について(2)
まず最初にやっておくべき非常に重要なことが、
「何のために家を購入するのか」をじっくりと考えることです。
家を購入するいちばんの目的が何かをあらためて自分に問いかけてみて、
ご夫婦であれば、その目的をご夫婦で統一させておくことが大切です。
・安心感のために持ち家を確保したい
・賃料を支払うのがもったいない
・現在の住まいが手狭で、もっと大きい住まいが欲しい
・子供に良い環境を提供してあげたい
・将来、子供に財産を残してあげたい
などなど。
その上で、日当たり、駅からの距離、間取り等々、さまざまな条件を検討します。
しかし、すべてが満点のパーフェクトな物件というのはありません。
それは求めるほうが無理というものです。
家のさまざまな条件について優先順位を考えておきましょう。
自分たちの家に対する価値観がはっきりすれば、
「この条件だけは譲れない、こっちの条件はガマンしてもいい」
というようなことが自然に決まってきます。
それをなるべく具体的にリストアップして、しっかり確認しておきましょう。
ここでのポイントは、目的や要望事項が「現時点」でのものであり、
今後、具体的な物件を検討していく過程で、変化していきます。
完璧である必要はまったくありません。
あくまでも、「現時点」での目的や希望を明確にしておくことが重要です。
その上で、次のステップに進みます。