『親も自分も大切にする介護』

小山千夏

小山千夏

テーマ:『がんばらない介護』

「親も自分も大切にする介護」とは、自分の人生を犠牲にすることなく、親を思いやりながら共に笑顔で過ごせる道を選ぶという考え方です

1. 自分の人生を犠牲にしない
介護に直面したとき、自分の生活や人生を後回しにする必要はありません。
人生100年時代において、「誰かのため」だけの人生を手放し、自分自身の人生をしっかりと生きることが大切であると提案されています

2. プロの手を借りることを「親不孝」と思わない
家族だけで介護を行うことには限界があります。
「介護はプロに任せてもいい」お互いが笑顔で会える時間を確保するための前向きな選択といえます。

3. 「罪悪感」を整理し、家族の中に悪者をつくらない
施設への入居を検討する際、多くの人が罪悪感や葛藤、自己犠牲の気持ちを抱きます。
しかし、施設入居は正解・不正解で判断するものではありません
大切なのは、家族の中で誰かを責めたり悪者にしたりせず、「選んだ道を正解にしていく」という姿勢です。

4. 「心の整理」を大切にする
老人ホーム選びは、単に施設を決めるという事務的な作業ではありません
自分や家族がどのような想いを抱えているのか、「心の整理」を行うプロセスが重要です。
第三者のコーディネーターなどに相談し、お気持ちを聴いてもらいながら伴走してもらうことで、納得感のある選択が可能になります。

5. 「がんばらない」ことで生まれる良好な関係
無理をして「がんばる介護」を続けるよりも、施設などを活用して物理的な距離を置くことで、かえって会う時間が息抜きや楽しみになるというケースもあります。
安心できる環境に親を預けることで、家族がそれぞれの生活を維持しながら、精神的な絆を深めることができるようになります。

このように、「家族を大切に想う気持ち」と「自己犠牲」は別物であると捉え、外部の力を借りる勇気を持つことが、親も自分も大切にする介護の第一歩となります。

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Mybestpro Members

小山千夏
専門家

小山千夏(老人ホーム紹介コーディネーター)

株式会社リトリートメント

老人ホーム専門の紹介コーディネーターとして迅速に対応。施設を決めることだけを目的にせず、家族の気持ちに寄り添い、介護を人に任せる「罪悪感」を減らし、自分自身の人生を生きるための支援を行います。

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