昔は穏やかだった愛犬が急に怒りっぽくなった……老犬の「性格の変化」に隠された痛みと不安への 向き合い方

「脇の下やお尻のあたりを触ろうとすると、キャンと鳴いて痛そうにする……」
「ブラシを嫌がるので後回しにしていたら、いつの間にかカチカチの毛玉ができていた……」
愛犬のお手入れに、恐怖や申し訳なさを感じていませんか?
老犬ホームオレンジライフ湘南の堀内です。
横になって過ごす時間が増えるシニア犬にとって、最も毛玉ができやすい場所をご存知でしょうか?それは、「脇の下」「太ももの付け根(お股)」「耳の裏」といった、皮膚同士や床と被毛が擦れやすい場所です。
ここに毛玉ができると、足を動かすたびに皮膚が強く引っ張られ、「引きつれによる激しい痛み」が発生します。ワンちゃんがブラッシングを拒絶したり触ると怒ったりするのは、決してわがままではなく、この激しい痛みが原因であることがとても多いのです。
おうちで安全に毛玉の痛みを和らげる「お手入れのポイント」です。
・毛玉には「ハサミで縦に切り込み」を入れる:根元から無理にブラシで解こうとすると、皮膚が引っ張られて激痛が走ります。皮膚を指でしっかりガードしながら、毛玉に対して縦方向に刃を入れてほぐしやすくするのがプロのコツです。
できやすい場所は「あらかじめ短くカット」しておく:見栄えよりも過ごしやすさを優先し、擦れやすいお腹周りやお尻、脇の下は、あらかじめバリカンで短く短毛にカットしておくのが一番の予防策です。
被毛を整えることは単に見栄えを良くするだけでなく、皮膚の通気性を保ち、痛みのない快適な生活を送るための大切な「介護ケア」です。
一般的なサロンで断られてしまった高齢犬や、お手入れを嫌がる子でもどうぞ諦めないでください。当ホームでは介護の視点から、安全性を重視した優しいトリミングを行っています。
「カチカチで手が出せない」「触ると痛がってかわいそう」とお悩みの方も、どうぞ一人で抱え込まないでくださいね。愛犬が痛みから解放され、笑顔でリフレッシュできるよう、私たちが心を込めてケアさせていただきます。


