ベトナム石材入荷
社会情勢の変化、少子化や移動する社会などの影響もありお墓を維持管理することがたやすくない時代となりました。
その中で「墓じまい」という今まではそれほど向き合うこともなかった案件が増え続けています。
その状況のなか生活者の方が雰囲気に流され、しかも事業者もその流れに戸惑いながらも進めているところもあり、必ずしも今ある状態がすべて正しいということでもないと思っています。
弊社でも取りあつかう数が増えているのもまぎれもない事実です。
「誰かに迷惑をかけたくない」という気持ちをそのまま即片付けに向かっていいのかという疑問もあります。
弊社では何度か整理収納アドバイザーの話も聞く中で「すてるべきもの」「残すべきもの」そしてその間にある「今少し判断に迷っているもの」の存在があるのだとかみ砕いて思っていました。
今のお墓の社会の現状を見ると両極に動きがあり、間にある「時間的な余裕」とその家の代々のお墓を最後に道筋をつける人にやさしくないのかなと感じておりました。
墓地供給側(寺院・霊園など)に関しては永代使用する約束をした家が突然絶えてしまえば、しばらく放置されたのちに気が付き法的措置にのっとって何等の手段を打たなければならないため、時間的な労力や経費を含め負担が大きい。なのでわかっていればその時点で話を進めていかなければならない。
実際に気にはなっていたことがどこかのタイミングで突きつけられれば墓地使用者も動きださざるを得ない状況になるかと思います。
ただ、残された最後の一人となる方と今まで話してきた中で、「できれば家族と1つ墓に少しでも入りたかった」というかとも少なくありません。大きな納骨堂や永代供養墓で個別にというと費用も少し膨らむので最初から合祀でというと、大きなお骨を納める空間に一緒ではあるけれどいくばくかの時差があり、家族のお骨と私のお骨は同じ場所にはあるけれど一緒じゃないと納骨時に感じるひとは多いようです。
その時間を調節できる機能はないか?
それをできる仕組みをいろいろと考えてきましたが、いくつかの契約パターンを作成することで本人が亡くなられたあと1年がから長くとも7年後にお墓を片付け、ご家族一緒に納骨できる仕組みを作るに至りました。
いくつかのパターンを整えていきます。
まずはそのようなことが可能であると知っていただきたく思います。