2025年の締めくくりに 〜ご縁に感謝して
不動産業界でキャリアを積みたい、「コンサルティング」という付加価値で顧客に選ばれたい——そう考えている人に、ぜひ手に取ってほしい一冊がある。(公財)不動産流通推進センターが発行する月刊誌『不動産コンサルティングプラス(PLUS)』だ。
2025年5月に『不動産フォーラム21』から刷新されたこの雑誌は、法令改正や業界動向の解説にとどまらず、現場のコンサルタントが実際に手がけた案件を、悩みや試行錯誤も含めてリアルに描いているのが最大の特徴だ。
単なる知識ではなく「思考のプロセス」が学べる
今号(No.5・2025年9月号)の特集は「不動産コンサルティングの発展に向けて」。地方創生と建築、デザイン思考、所有者不明土地の法律講座、温泉街再生のランドバンクなど、テーマは多岐にわたる。共通するのは、どれも「正解がない問題に専門家としてどう向き合うか」を扱っている点だ。
前号に掲載されていた、老朽ビルの相続・事業承継をめぐるコンサルティング事例も印象的だった。住まいの入れ替え、店舗移転、資金調達、相続税対策までを約2年半かけて整理していく過程が具体的に描かれており、教科書には載っていない実務家の判断が詰まっている。
なお今号には、筆者の知人でもある(株)ダントラスト代表取締役・堀田直宏さんの事例「老朽化賃貸マンションの将来の課題を"等価交換"で解決」も掲載されている。。
こんな人にこそ読んでほしい
◆資格は取ったものの、実務でどう活かせばいいか模索中の人
◆相続・事業承継がからむ複雑な相談への対応力を高めたい人
◆仲介業務から一歩進んだ提案型コンサルティングを志す人
◆地方創生や空き店舗・老朽化物件の再活用に関心がある人
月刊・A4判48ページとボリュームも手頃で、通勤時間などで読み切れるのも続けやすいポイントだ。
そして、ここからは少し照れくさい話
実は、11月号にはこの拙い筆者が手がけた事例が掲載される予定である。ちなみに堀田さんは優秀賞、筆者は優良事例賞ということで格の違いは重々承知しているが、掲載していただけること自体がありがたい。よければ11月号もあわせて覗いていただけると嬉しい。
『不動産コンサルティングプラス』 月刊・毎月1日発行/A4判・48ページ 編集・発行:(公財)不動産流通推進センター(https://www.retpc.jp/) 販売:(株)大成出版社(https://www.taisei-shuppan.co.jp/) 定価:1,430円(本体1,300円・送料実費)/年間購読料:15,360円(税込・送料サービス)


