1人100万円以上の紹介料を払い続けますか? 採用コストを「辞めない仕組み」への投資に変える方法。【後編】

木戸伸英

木戸伸英



本記事は、人材紹介会社への高額な支払いに疑問を感じている院長先生や、スタッフの定着に悩む人事担当者様へ向けて書いています

【後編】3年で辞めない『選ばれる病院』へ ―― 採用コストを「組織の資産」に変える設計図

前編では、動物病院が陥っている採用の負のループについてお話ししました。後編では、私が提供する「人づくり設計プログラム」の具体的な中身をご紹介します。

採用・定着を仕組み化する「3つの柱」

私は3〜6か月という期間をかけ、以下の3つのアプローチで、院長先生が診療に100%集中できる環境を整えます。

1. 「自社採用システム」と「基準」の可視化

SNSや自社サイトを活用し、価値観の合う人材を直接集める仕組みを作ります。大事なのは「誰でもいいから来てほしい」という募集ではなく、「どんな人が自院に合うのか」という基準の言語化です。ここが明確になるだけで、ミスマッチは激減します。

2. 「最初の90日」をデザインするオンボーディング

「短期で人が入れ替わると技術が伝承されない」という悩みを解決するため、属人化しないマニュアルを設計します。
特に入職後の最初の90日で何を学び、どう戦力化するかをシステム化することで、教える側の負担を減らし、新人の「放置されている不安」を取り除きます。

3. 第三者による「リテンション(定着)面談」

離職の本当の理由は、院長先生には見えにくいものです。私は外部の立場からスタッフの本音を吸い上げる「リテンション面談」を行い、離職予備軍を早期にケアします。また、院長が抱え込みすぎている業務を整理し、持続可能な分業体制を再構築します。

提供価値:医療の質を支える「心の余裕」

このプログラムのゴールは、単なるコスト削減ではありません。
スタッフが定着し、教育の仕組みが回ることで、現場に「精神的な余裕」が生まれます。その余裕こそが、医療ミスを防ぎ、飼い主様への丁寧なインフォームドコンセント、つまり「医療の質の向上」に直結するのです。

採用を「消耗」から「資産」へ

「人が来ない」「続かない」という悩みには、必ず理由があります。
個人の性格や人柄に頼るのではなく、仕組みとして人が育つ土台を一緒に作りませんか?
採用コストとして消えていた数百万円を、スタッフの教育と、より良い医療環境のために投資し直す。
そんな「強い病院」への変革を、専門職の苦悩を知る「人づくりの設計士」として、全力でバックアップいたします。

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専門家

木戸伸英(獣医師・中小企業診断士)

獣医師と中小企業診断士の専門知識を生かし、動物の専門用語と経営・行政の用語を両立し、現場の声を意思決定に変換。組織内外の摩擦を減らし、職員が本来の専門業務に集中できる環境をつくるお手伝いをします。

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