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TikTokとInstagramリールの違いとは?使い分けのポイントも解説

平山昌申

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企業で採用活動を目的にSNSの運用を始める場合、どのプラットフォームを使おうか悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。ショート動画と言えばTikTokが代表的ですが、Instagramでも2020年よりリールの投稿が可能となりました。

そこで今回の記事では、TikTokとInstagramリールの違いについて詳しく解説します。使い分けのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

TikTokとInstagramリールにおける5つの違い

TikTokとInstagramリールは、どちらもショート動画を投稿できます。ただし、それぞれ機能に違いがあるため、自社の運用目的に合わせて選ぶことが大切です。下記では、TikTokとInstagramリールの違いを5つ解説します。

投稿できる文字数

TikTokは全角150文字のテキストを入力可能です。ハッシュタグも文字数に含みますが、個数の制限はありません。テキストが70文字以上の場合は、投稿時に「続きを読む…」と表示されます。

一方で、Instagramリールは全角2,200文字のテキストを入力できます。ただし、ハッシュタグは30個までです。それ以上は、投稿時にハッシュタグが表示されない仕様となっています。

動画の表示場所

TikTokの場合、投稿した動画はプロフィールページやフィードに表示されるのが基本です。「いいね数」や「コメント数」などユーザーのエンゲージメントが高まると、TikTokに評価され「おすすめ欄」にも表示されることがあります。

一方で、Instagramリールはプロフィールページやフィードに加えて、ストーリーズ、リールタブなど表示できる場所がTikTokよりも多いです。Instagramリールをストーリーズにシェアすれば、短期間で効率的にエンゲージメントを高められます。リールタブに表示されると、今まで接点のなかったユーザーへのアプローチが可能です。

リーチできる層

TikTokは、フォロワー以外へリーチさせるのに適したSNSです。他のSNSと比べて、約2.3倍「検索」よりも「おすすめ」を見ていると公式で発表されています。TikTokのユーザーは、自分がフォローしていない動画も多く視聴するのが特徴です。

Instagramリールでも、フォロワー以外に見つけてもらえる可能性はあります。ただし、Instagramのユーザーはフォローしている人の投稿を見に行く場合がほとんどです。つまり、新たなユーザーにアプローチするためには、既存フォロワーのエンゲージメントを高める必要があります。アカウントの世界観が好きでフォローしてくれているユーザーの期待を裏切らないように、雰囲気を統一させて投稿することが大切です。

コラボ機能の有無

TikTokには、他のユーザーと動画を半分ずつ写りながら投稿できるコラボ機能があります。コラボした相手のフォロワーにもアプローチできるため、認知拡大や新規フォロワーの獲得に効果的です。

一方で、Instagramリールにはコラボ機能がありません。新たなユーザーにアプローチするためには、既存のフォロワーにSNSシェアをしてもらったり、「注目」という投稿に選ばれたりする必要があります。そのため、フォロワー以外のアプローチは、TikTokの方がしやすいと言えます。

再生回数が伸びる動画の特徴

TikTokはエンターテイメント性が重視される傾向があり、テンポの良さが非常に重要です。冒頭の3秒でユーザーを惹きつけられると、再生回数が伸びやすくなります。

一方で、Instagramリールはビジュアルが重視されるため、動画の雰囲気が大事と言えます。Instagramの発見タブでは、リールの他にフィード投稿も掲載されているので、1スクロールの滞在時間がTikTokよりも長いです。雰囲気がユーザーの好みに合えば、他の投稿を見ている間にタップして最後まで見てもらいやすくなります。

TikTokとInstagramリールを使い分けるときのポイント

TikTokとInstagramリールはどちらもショート動画を投稿できますが、それぞれ特徴が異なります。そのため、運用目的やターゲット、コンテンツの種類によって適切な方を選ぶことが大切です。下記では、TikTokとInstagramリールの使い分けについて詳しく解説します。

運用目的

TikTokは拡散性が高いため、短期間で多くのユーザーにリーチして認知度アップを狙いたい場合に効果的です。一方で、Instagramリールは、長期的にブランディングを行いたいときに適しています。リール・フィード投稿・ストーリーズを組み合わせ、時間をかけてフォロワーと信頼関係を築くことが重要です。

ターゲット層

TikTokは10代〜20代が多く利用しているため、若年層にアプローチしたい場合に適しています。一方で、Instagramは30代〜40代のユーザーも多く、ターゲット層が幅広い場合に有効です。

コンテンツの種類

TikTokはエンターテイメント性が高く、クスッと笑えるような動画が好まれる傾向があります。一方で、Instagramリールは雰囲気が良く、おしゃれな動画が人気です。

採用活動が目的の場合はTikTokがおすすめ

TikTokとInstagramリールは、どちらもショート動画を投稿できます。しかし、特徴が異なるので、自社のターゲット層や運用目的などを考慮して選ぶことが大切です。人材の確保が目的の場合は、InstagramリールよりもTikTokの方が適しています。

TikTokの方がフォロワー以外にもアプローチしやすく、企業の認知度を効率的に高められるからです。しかし、ユーザーの興味・関心を惹きつけられるコンテンツでなければ、TikTokを通して新たな人材を採用するのは難しいでしょう。

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平山昌申
専門家

平山昌申(ウェブマーケティング)

株式会社エネブル

若い世代が多く利用し、新規投稿者でも再生回数が伸びやすいTikTokに着目。動画の企画、撮影、編集に加え、再生回数などの分析も行うことで企業認知度を向上させ、若手人材の採用につなげます。

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