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TikTok広告は4種類!費用や出し方も詳しく解説

2024年6月28日

コラムカテゴリ:ビジネス

自社の動画コンテンツをより多くのユーザーに届けるために、TikTok広告の出稿を検討している方は多いのではないでしょうか。TikTok広告を出稿することで、ターゲットへ効率的にアプローチできるようになります。

そのため、自社の認知度を上げたい場合に効果的です。そこで今回の記事では、TikTok広告の種類について詳しく解説します。費用や出し方も紹介するので、TikTok広告の出稿を検討している方は参考にしてください。

TikTok広告の種類

TikTok広告は、大きく4つの種類に分けられます。種類によって特徴が異なるので、出稿する前に違いを押さえておきましょう。

起動画面広告

起動画面広告は、基本的に1日1組限定でアプリ起動時に表示される形式です。ユーザーはスキップできないため、確実にメッセージが伝わります。他のTikTok広告よりも、ユーザーの目に触れる機会が非常に多いのが特徴です。視覚的にインパクトがあり、自社やブランドの認知度を効率的に高められます。

起動画面広告は静止画・動画・GIFなどの形式に対応しており、多様なクリエイティブが可能です。また、ターゲティング精度が高く、特定のオーディエンスに対して効果的にリーチできます。

インフィード広告

インフィード広告は、ユーザーが通常のコンテンツを閲覧する際に自然に表示される形式です。ユーザーの「おすすめ欄」に表示されるため、広告感を抑えられます。5〜15秒程度の動画形式が多く、ユーザーはその広告に対して「いいね」や「コメント」などができる仕組みです。インフィード広告は、さらに以下の種類に分けられます。

  • Brand Premium:おすすめ欄の80番目以内に表示される
  • OneDayMax :おすすめ欄の4番目に表示される
  • OneDayMax Plus :OneDayMaxに加えて、同じユーザーに 最大4回まで配信が可能
  • TopView:最初に表示される
  • Brand Auction:オークション形式の運用型広告


Brand Auctionは、オークション形式の運用型広告です。競合と入札を行い、費用が決定します。

運用型広告(ブランドオークション広告)

運用型広告は広告主がターゲットを詳細に設定し、リアルタイムで広告効果を測定・最適化できる形式です。インフィード広告と同様、「おすすめ欄」に表示されますが、オークションによって広告の費用が決まります。

複数の広告主が入札額を出し合い、より高い金額を提示した企業の広告が上位表示される仕組みです。課金方法はCPV(動画が2秒もしくは6秒再生されたときに料金が発生する)とCPM(1,000インプレッションごとに料金が発生する)の2種類があります。

運用型広告を運用する際はある程度の知識が必要になりますが、他の広告よりも低コストで出稿できるのが魅力です。

チャレンジ広告

TikTok広告のチャレンジ広告は、ユーザー参加型の形式です。ブランドが特定のハッシュタグを設定し、それに関連するコンテンツをユーザーに作成・投稿してもらいます。チャレンジ広告はユーザーの積極的な行動を促し、自然な形でブランドメッセージを広める効果があります。

成功したチャレンジは短期間で大規模なユーザーにリーチするため、自社やブランドの認知度を上げたいときに効果的です。また、ユーザー生成コンテンツによって、信頼性や親近感も高められます。

TikTok広告の費用相場


TikTok広告の費用相場は以下の通りです。

広告の種類課金方式費用相場
起動画面広告インプレッション課金型1,000回表示されるごとに770円程度の費用が発生。相場としては500万円ほどが想定される。
インフィード広告期間契約型Brand Premium 42万円〜 OneDayMax 300万円〜 OneDayMax Plus 440万円 TopView 625万円〜Brand Auction オークション
運用型広告(ブランドオークション広告)再生課金型・クリック課金型・インプレッション課金型5〜60円/1再生・30〜100円/1クリック・100〜1,000円/1,000回表示
チャレンジ広告期間契約型スタンダードハッシュタグチャレンジ 1,500万円・ハッシュタグチャレンジプラス 1,700万円・バトルハッシュタグチャレンジ 2,000万円・ベーシックハッシュタグチャレンジ 1,000万円


TikTok広告の出し方

TikTok広告は出し方と設定方法を事前に理解しておくことで、スムーズに出稿することができます。下記では、TikTok広告の出し方を6ステップに分けて解説します。

1. TikTok広告アカウントを作成する

TikTok for Business(https://www.tiktok.com/business)にアクセスし、TikTok広告のアカウントを作成します。以下の情報を入力する必要があるので、事前に準備しておきましょう。

  • 国・地域
  • 業界
  • 会社名
  • アカウントタイムゾーン
  • 電話番号
  • アカウントの通貨


上記の内容に加えて、請求先情報も入力する必要があります。全ての入力が終わると、広告主審査が始まります。結果が出るまでに約1営業日かかるので、余裕を持って登録しましょう。

2. ピクセルタグを設定する

TikTok広告では、ピクセルタグの設定も必要です。ピクセルタグを設定することで、広告を最適化できるようになります。ピクセルタグでは、ピクセル名やインストールタイプなどを選びます。ただし、ステップ3で行うイベントと一緒に設定する点に注意が必要です。

3. イベントを設定する

イベントを設定することで、さまざまな分析に役立てられるようになります。また、新規ユーザーへのアプローチにもつなげやすくなります。イベント設定では、行いたいイベントのフォーマットを選びましょう。詳細は後で変更することも可能です。

4. オーディエンスを設定する

オーディエンス設定は、詳細にターゲティングを行うために重要です。カスタムオーディエンスと類似オーディエンスの2種類に分けられます。カスタムオーディエンスで自由に設定し、類似オーディエンスで条件を追加しましょう。類似オーディエンスは、カスタムオーディエンスに似たユーザーにアプローチするために必要です。

5. キャンペーン・広告セットを作成する

キャンペーンや広告セットによって、広告の効果は大きく異なります。キャンペーンによってどのような目的を達成したいのか明確にすることが重要です。具体的には、以下の3つから選択できます。

  • ブランド認知
  • 購買意向
  • コンバージョン


キャンペーンの後は、広告セットを作成します。広告の配信先によってユーザー層が異なるので、ターゲットに適したものを選択しましょう。

6. 予算を設定する

TikTok広告の予算を設定します。予算は1日あたりの金額を入力するので、1ヶ月と間違えないように注意が必要です。最後にTikTok広告の審査が終わったら、広告を配信できるようになります。

TikTok広告で自社の認知度を効率的に高めよう

TikTok広告を出稿することで、より多くのユーザーに自社のコンテンツを届けられるようになります。また、詳細なターゲティングが可能で、効率的にターゲットへアプローチすることもできます。

ただし、TikTok広告でユーザーにアプローチしても、興味・関心を惹ける動画コンテンツでなければ意味がありません。ユーザーが最後までみたいと思える動画を制作するには、企画や編集スキルが不可欠です。

自社に動画コンテンツを制作するノウハウやリソースが不足している場合は、株式会社エネブルまでご相談ください。人材採用を目的としたTikTok運用に特化しており、応募につながる動画制作が可能です。将来的に自社でTikTokを運用したいと考えている企業様には、内製化支援も行っております。ご興味のある方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いたプロ

平山昌申

TikTokで若い世代にリーチする人材採用のプロ

平山昌申(株式会社エネブル)

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