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一緒に働いてくれる仲間との“コンパス”を

平山昌申

平山昌申

こんにちは。エネブルの平山です。
経営に役立つヒントや情報を、色々な切り口からお伝えしていきます。

今日のテーマは、
「一緒に働いてくれる仲間との“コンパス”を」です。

事業を営んでいる以上、何かしらの形で、一緒に働いてくれる仲間が必要になりますよね。

たとえ一人でやっている個人事業主だとしても、ちょっとした相談事や悩み事を共有できる仲間はやはり大切ですし、小規模の会社でも、大企業であっても、その事業の成否を左右する大きな要因の一つは、やはり社員スタッフとの関係性だと思います。

それで、世の中にも色々な組織論やチームビルディング、マネジメントやコミュニケーションの手法があります。

具体的なノウハウなどは様々ですが、今日一つ取り上げたいキーワードは、“コンパス”です。

地図を見るとき、現在地がどこか分からない時などに、コンパスを使いますよね。あのコンパスのイメージです。

コンパスは必ず、N極S 極という、ある意味で不変の原理原則があって、その上で、今、どちらの方角に向かおうとしているのか、という正しい方向を確認することができます。

それで、では社員スタッフなどの仲間と、「自分たちは今、この方向に向かおうとしているよね」という共通のゴールが明確に共有されていますか?と問われたらいかがでしょう。

大きな企業であれば、経営理念や社是、ミッションやビジョンといったものを再三共有して、社内研修のたびごとにそこで結束する、というモデルもあるでしょう。

しかし実際のところ、そういうものはなかなか浸透しずらかったり、言葉は共有できても深く受け止められていなかったり、時には押し付けがましく感じられたり、というザンネンな話もしばしばです。

これは、会社と自分、という二つの主体が、共通のゴールに向かうベクトルになっていない状態、つまりコンパスが揃えられてない時ですよね。

または、より身近な例で言うと、仕事上の仲間と自分という1対1の関係性でも、同じ方向を向くコンパスになっていない時は、事業がうまく行きづらいと思います。

自分と相手がそれぞれ違う方位を向いているコンパスを持って歩いていたら、当然、向かう方向もバラバラになり、結束して同じゴールに辿り着くことは不可能になります。

このコンパスの例えはシンプルな話ですが、では実際どれくらい出来ているか、と問われると、ちょっと考えこんでしまう方も少なくないのではないでしょうか。

または、同じ方向に揃えるために、日々どんなコミュニケーションや情報発信をしていますか、と振り返ってみると、日々できる些細なことは、実は結構たくさんあったりします。

せっかくご縁あって同じ職場、一緒の仕事をしているのであれば、やはりお互いのために、楽しく働きがいを持って、日々の仕事の時間を過ごしたいものですよね。

向かいたい方向性を考え、定めること、それを言語化してみること、伝えてみること、相手の立場に立ってその意味や価値を深める交流をしてみることなど、小さな積み重ねは確実に、ピシッと互いのコンパスが定まる力になると思います。

ぜひ、自分の事業にとってのコンパスの力、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

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平山昌申
専門家

平山昌申(ウェブマーケティング)

株式会社エネブル

若い世代が多く利用し、新規投稿者でも再生回数が伸びやすいTikTokに着目。動画の企画、撮影、編集に加え、再生回数などの分析も行うことで企業認知度を向上させ、若手人材の採用につなげます。

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